静岡地検は18日、1999年に浜松市で女子高生、落合真弓さん=当時(16)=をひき逃げし死亡させたとして、業務上過失致死などの疑いで書類送検された日系ブラジル人、ヒガキ・ミルトン・ノボル氏(34)を起訴猶予処分とした。関連記事銀座の高級時計窃盗「代理処罰」要求も…ひき逃げの米兵、書類送検へ記事本文の続き 地検は理由について「事実は認定できるが、既にブラジルで処罰を受けているため」とした。国内での捜査は終結した。 ヒガキ氏は事件直後に帰国したため、日本がブラジル政府に代理処罰を要請。同国の裁判で昨年9月に禁固4年の有罪が確定した。静岡県警は12月に書類送検していた。