スイス・ローザンヌ近郊のドーピング検査施設で分析にかけられる血液サンプル(2009年2月25日、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【6月25日 AFP】(更新)世界反ドーピング機関(WADA)は24日、開催まで6週間に迫ったリオデジャネイロ五輪でドーピング検査の検体の分析を行う予定だった施設が国際基準に適合していないとして、検査資格を停止したことを明らかにした。 資格停止処分を受けたのは、リオ市内にある「ブラジル・ドーピング・コントロール臨床検査室(The Brazilian Doping Control Laboratory)」。同施設では、22日から尿や血液のサンプル分析の実施が禁じられた。 国際オリンピック委員会(IOC)とWADAは、リオ五輪が自由で公正な大会となることを人々に確信させようとドーピング対策に力を入れている。「WADAは、リオの臨床検査室と緊