中国・香港の職業紹介所前で、インドネシア人家政婦が死亡したことに対し抗議の声を上げる人々(2015年3月17日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE LOPEZ 【8月11日 AFP】中国・香港(Hong Kong)で、家政婦のエアコン使用を制限すると雇い主らが主張していることに対し、複数の人権団体が非人道的だと非難している。香港ではうだるような暑さが続く中、ある政治家が家政婦は「暑さに慣れるべき」と発言するなど、この主張に賛意を示す声も上がっている。 香港では主にフィリピンやインドネシアからやって来た外国人労働者34万人以上が家政婦として働いているが、近年、虐待事例が相次いで発覚し、家政婦らの処遇に対する懸念が浮上している。 香港では今週、ある雇い主の女性が怒りをあらわに、家政婦が夜に許可なく勝手に自室のエアコンを入れたとフェイスブック(Facebook)に投稿し、波紋を巻き起こした。気