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ブックマーク / enterprisezine.jp (12)

  • そもそも、リクナビ問題は何が問題だったのか――専門家ら討論「個人情報保護、本来の目的に立ち返って」

    同意が形骸化、有無に関わらずビジネス自体に問題 パネルディスカッション(司会:JILIS山一郎上席研究員)では、JILIS理事長の新潟大の鈴木正朝教授がリクナビ問題について「来、個人情報保護は何の目的であるかが考えられていない。取得したデータはユーザー人のために使われるべきところを、事業のために使われていたということ。これは情報取扱いの丸であり、リクナビ1社の問題ではない。購入した企業も自覚の有無に関わらずただちに改善すべきだ」と指摘した。 規約における第三者提供の同意に関しては、JILIS参与の板倉陽一郎弁護士から「そもそも(内定辞退率予測データの提供について)学生が同意するわけがないにもかかわらず、同意スキームを組んでいる時点で問題だ。同社は2014年にエントリーシートの大量提出を煽り炎上した。大量エントリーは内定辞退率を上げ、さらに今回企業にはその内定辞退率を販売している。ま

    そもそも、リクナビ問題は何が問題だったのか――専門家ら討論「個人情報保護、本来の目的に立ち返って」
  • ニッポンの個人データ利活用の課題〜顔識別システムで嫌な奴らを追い払う?

     この理事の方ですね。 高木 ……とまあ、こんなふうに番組に出ていらっしゃいますけど、元フジテレビアナウンサーで、のちに弁護士になられて、今ご活躍で、このマンボウ機構の理事をされている。 鈴木 大宮のロースクールに入ったってニュースになってましたよね。 山 ああ、そうでしたね。いろいろとご苦労があったのではないかと思いますが。 鈴木 がんばられて、司法試験に合格されて、弁護士になったなあと思っていたら、マンボウ機構の理事にご就任ということで、ご活躍ですよね。 高木 はい。この番組は、顔識別カメラというのが、万引防止のためにどういうふうに効果があるかっていうのがこういうふうに語られています。 動画再生 ナレーター「個人差もあるとのことですが、帽子をかぶっていたり、サングラスをかけていても反応するんだそうです。この、顔認証システムを導入したことで、防犯効果が格段に上がったといいます。」

    ニッポンの個人データ利活用の課題〜顔識別システムで嫌な奴らを追い払う?
  • ニッポンの個人情報のいま

    プライバシーフリークカフェ in サイボウズ開催決定! 【公開討論会】越境データ問題について 新たにプライバシーフリークに加入決定!板倉陽一郎弁護士の集中講座開催! AI、IoT、プロファイリングに対応した法律実務 ー個人情報保護法とプライバシー権の当の関係―口が裂けても「データの所有権」と言うな ー恥ずかしくない利用規約のために―あなたがドラフトした利用規約は会社の品位を害している ーAI、IoT、プロファイリング―気付いたらある未来 山 1年ぶりに戻ってまいりました、プライバシーフリークカフェ。 鈴木 もう解散したのかと思ってました。 山 ちょっと今回はですね、演題未定のまま「ニッポンの個人情報のいま」みたいな仮題になっています。それもあって、ここ一年の動きや新たに取り組むべき課題について整理していくセッションにしようということで、高木先生から、最近の状況をざっくりお聞かせいただ

    ニッポンの個人情報のいま
  • マイナンバー導入でどうなる?ニッポンのセキュリティ、ニッポンの個人情報

    個人情報保護法がようやく改正 山 山一郎でございます。よろしくお願いいたします。プライバシーフリークというような形で活動を過去4回ほどさせていただいて、ついに個人情報保護法が改正になったでござるという話から聞きたいなと思います。2015年9月3日に成立しまして、2年以内に施行ということで、いろいろ思うところもあると思うんですが、ぜひ、鈴木先生のほうから、お考えを伺えればと。 鈴木 そうですね。施行期日は附則の1条に公布の日から起算して2年を超えない範囲内において政令で定めるとありますけど、まあ2年いっぱいかかるのかな。政令のほかに、委員会規則も作らないとなりませんから。ただ、来年の1月1日に個人情報委員会は一足早くスタートするようです。私がここで注目しているのは立入検査が入るっていうところですかね。 山 重要なところですよね。どこまで実効性があるのか注目です。 鈴木 ええ。立入検査が

    マイナンバー導入でどうなる?ニッポンのセキュリティ、ニッポンの個人情報
  • 作った人に聞いてみた、マイナンバーとの上手なつきあいかた

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    作った人に聞いてみた、マイナンバーとの上手なつきあいかた
  • 見えないと、不安。―第3回プライバシーフリーク・カフェ(後編)

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

  • 漏洩が問題なのではない、名寄せが問題なのである - 第3回プライバシーフリークカフェ(前編) (1/7):テクノロジーでビジネスを加速するための実践Webメディア EnterpriseZine (EZ)

    ベネッセ事件の功 ―名簿屋問題を考える 山 はい、ということで第3回プライバシーフリークカフェ開催いたします。よろしくお願いします。今回も、この3人、新潟大学の鈴木先生と、技術者の高木浩光先生、そして私、山一郎でお送りしたいと思います。 さて、今月先月もいろんなことがありました。その中でも一番冴えたものは、ベネッセ事件がだいぶ続報が報じられて状況がわかるようになってきたかなあ、と。 高木 ちょうど前回、第2回の次の週に報じられましたか、ベネッセ事件は。 山 はい。突然、ベネッセ大爆発という非常に素敵な話が出ましたけども、実際、事件の概要そのものはもうかなり報じられてきています。 高木 なんか今日も、ドコモの記者会見がさっき4時からあったそうで… 山 ええ。法人のデータが、1,100人分くらい出ましたっていう話で終わるのかどうかっていうのが非常に微妙なところかと思うんですけれども、出

    漏洩が問題なのではない、名寄せが問題なのである - 第3回プライバシーフリークカフェ(前編) (1/7):テクノロジーでビジネスを加速するための実践Webメディア EnterpriseZine (EZ)
  • だまし討ち、ダメ。ゼッタイ。―第2回プライバシーフリーク・カフェ(後編)

    高木 新聞の言い方だと、低減データにすれば同意なく提供できるとだけ言っちゃってますが、肝心なのはここでして、「特定の個人を識別することを禁止するなど、適正な取り扱いを定めることによって」と書いてある。ここが肝心なところで、 山 大変重要なところですね。 高木 受け取った側に法的に禁止事項が入る。受け取った側にも法的な義務が確実に発生すると。 山 つまり、データを提供する側というよりは、受け取った側に制限がかかる、と。 高木 ええ、これを前提に実現するという話であってですね、「法律を改正すればやってよい」というのはここが条件なわけです。ただ、具体的にどういう取り扱い規定を設けるかは、またこれが決まってなくて、「など」って書いてあるだけなんですよ。 山 「人の同意を得ずに行うことを可能とするなど…情報を円滑に利活用するための必要な措置を講じることとする」と。その「必要な措置」とはなんぞ

    だまし討ち、ダメ。ゼッタイ。―第2回プライバシーフリーク・カフェ(後編)
  • そんな大綱で大丈夫か?―第2回プライバシーフリーク・カフェ(前編)

    高木 山さん遅刻ですね。間もなく到着だそうですが。さて、第1回からずいぶん経ちましたが、いつでしたっけ?前回は。 鈴木 もう半年前ですね。 高木 そんな前ですか。で、どうしましょうか。司会者いらっしゃらないので、ちょっと状況を。えーと、大綱が出ました。先週決定されました。その名も、なんでしたっけ? 鈴木 「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(PDF)」ですね。 高木 あれ?パーソナルデータの保護とか、そういうんじゃないんですか?保護じゃない? 鈴木 利活用大綱ですね。 高木 利活用!利活用制度大綱。こんなんありですか? 鈴木 んーまあ、そもそもこのミッションがアベノミクスの三の矢の経済成長ですからね。まえがきには「ビッグデータ」という言葉が躍っていますから、産業界からの強い意向を受けてですね、まさに、ビッグデータで経済成長のために改正しようと。こういう内容です。 高木 はい。

    そんな大綱で大丈夫か?―第2回プライバシーフリーク・カフェ(前編)
  • Suica履歴は個人データでした―第1回プライバシーフリーク・カフェ(後編)

    ターゲティング広告、日のやりかた米国のやりかた 山 はい、というわけで後半を進めたいと思います。 いま、個人の閲覧情報をトレースするために使われているcookie問題というのは非常に熱いところでありまして、まずはこの議論からしていきたいと思っております。 cookieを使うことで個人的な履歴も含めてさまざまな情報がとれるようになってきました。そうなってくると先ほどの冒頭でありました、「個人情報とはなんぞ?」と言ったときに、定番であり当たり前のように使われているcookieについて論じないわけにいかなくなっているわけです。 例えば、ある特定のニュースサイトに一定期間、定期的に訪問された読み手がどのようなURLをたどると結果的にどういうECサイトに飛んでいき、それが購買になるかということがなんとなく分かってくるようになります。そこに、属性データが組み合わさると、この読み方のパターンを持って

    Suica履歴は個人データでした―第1回プライバシーフリーク・カフェ(後編)
  • 「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ―第1回プライバシーフリーク・カフェ(前編)

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ―第1回プライバシーフリーク・カフェ(前編)
  • 推測の困難なパスワードを設定してもWindowsのスクリーンロックが数十秒で強制解除される?

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    推測の困難なパスワードを設定してもWindowsのスクリーンロックが数十秒で強制解除される?
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