掛け捨て保険は損だと思っている人が多いようですが、保険料に全く掛け捨て部分が含まれていない保険はありません。 私たちが支払う保険料は、将来の給付金支払いなどに備えて積み立てられる「純保険料」と、保険会社の経費に充てられる「付加保険料」から成り立っています。 当然ながら契約者が「付加保険料」を受け取ることはできません。また、入院や手術などの支払い要件を満たさなければ給付金は受け取れませんから、純保険料も掛け捨てになってしまいます。 お祝い金も条件によっては受け取れない だからと言って、お祝い金が受け取れるタイプの民間医療保険が得かと言えば、純保険料の中にお祝い金のための保険料が織り込まれているため、同じ保障内容でも保険料が高くなってしまいます。つまり、お祝い金などは保険会社のサービスやご褒美ではなく、自ら支払った保険料から受け取っているだけのことです。 お祝い金の支払い要件は、「所定の日に被
![「掛け捨て保険は損」のウソ:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)