厚生労働省は、今年4月から施行する介護保険制度の改定で訪問介護事業所の基本報酬が2~3%引き下げられると発表しました。引き下げの理由は、全サービスの平均利益率2.4%に対して訪問介護事業所は7.8%と高いからです。 ちなみに、訪問介護とは、ヘルパーが要介護者の居宅を訪問して食事、排泄、入浴介助等を行います。家族介護をする上で欠かせない人たちです。この度の引き下げに、介護・福祉専門職や介護者などから疑問や怒りの声が続出……。 厚生労働省によれば、ベルパーの有効求人倍率が過去最高の約16倍で施設の介護職員の有効求人倍率4倍と比較しても圧倒的な人手不足。ヘルパーの約1割は75歳以上と高齢化しています。ただでさえ、人が足りていないのにどうして……。 今回取材に応じてくれた沖縄県浦添市安波茶で訪問介護事業所「おうちでくらせる訪問介護」の代表社員・比嘉歩さんは、統計の再調査が必要と訴えます。介護職のや
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