食とbooksに関するtoyoashiaraのブックマーク (31)

  • 知識は料理を美味しくする『おいしく食べる 食材の手帖』

    ブロッコリーの塩ゆで、私がするのと、のとでは、味が違う。 がゆでると、コリッとした感の中にピリッと辛みが交じり、何もかけなくても美味しい。一方、私のだと、ただの「茹でた野菜」になり、ドレッシングが必須だ。 同じ西友なのに、どうして違うのか? 『おいしくべる 材の手帖』に、その秘密があった。これだ。 私は、沸騰させた熱湯に放り込んで、ぐらぐら煮たてながら茹でていた。一方、は、ふつふつ程度のお湯で、少し時間をかけていた。その違いだ。 ブロッコリーの「ブロッコリー感」は辛み成分にあるという(生でべてみると分かる)。この持ち味を生かすには、熱湯ではなく、80℃で茹でると良いという。お湯の温度が80℃だと、野菜の芯温が40℃になる。この温度でブロッコリーは火が通り、かつ、辛みが働く。 「ゆでる=熱湯に放り込んで柔らかくする」だけの発想だったので、これは目鱗だった。単に「ゆでる」一つとっ

    知識は料理を美味しくする『おいしく食べる 食材の手帖』
  • 【更新】もうがんばれない…そんな日のための限界ごはんレシピが体力ゼロでもなんとかなりそう「家にあるもので作れそうなの助かる」

    杏耶@あや ダイエットレシピ更新中✨ @ayatanponpon いしん坊の作家してます✒️✨最新作は「限界ごはん」📚書籍の料理のご質問は出版社にお願いします。UME LABアンバサダーになりました🌸転載は許可してません。成果報酬や漢方、無償提供からのご依頼は受け付けておりません。お仕事の依頼はMAILまで→ ayanomainitigohan🍙Gmai aboutme.style/ayatanponpon 杏耶@あや @ayatanponpon 新刊発売します! 「もうがんばれない日のための 限界ごはん」 レンジでチン、だけでいーーんです❗️混ぜるだけ、お湯を注ぐだけのレシピもあるよ✌️ 手を抜けるだけ抜きました❗️ みんなの限界ごはんも良かったら教えてください❗️ #限界ごはん →予約お願いします🙇‍♀️ amazon.co.jp/dp/4040659945 pic.twit

    【更新】もうがんばれない…そんな日のための限界ごはんレシピが体力ゼロでもなんとかなりそう「家にあるもので作れそうなの助かる」
  • インドでメシ食ったら人生大逆転した『今日ヤバイ屋台に行ってきた』

    470万回再生されているこの動画、たまご300個でスクランブルエッグ作っているんだけど、語彙力を失うヤバさで、何度も魅入ってしまう。 バケツ一杯の玉ねぎと、トマト40個刻んだやつに、笑うしかない量の油と、土俵入り3回分の塩、チリパウダーとパクチーとトウガラシは親の仇くらい盛る。 [これ] 。 これらが直径1メートルの円い鉄板にぶちまけられ、火力MAXで焼かれてゆく。ダイナミックに撹拌されるチリパウダーの粉塵が、蒸気に乗って店内に充満してゆくのが見える(せきと涙にまみれながら撮影したそうだ)。 他にも、牛肉バーガー300人前を一気に作るとか、ドライカレー100人前とか、ヤギを一匹丸ごと使ったビリヤニ(炊き込みごはん)とか、屋台ではありえない物量を豪快に作る。 持ち込みを調理してくれるのもアリで、日から持ってきた「サッポロ一番塩らーめん」や「ペヤング超超超超超超大盛やきそばペタマックス」を元

    インドでメシ食ったら人生大逆転した『今日ヤバイ屋台に行ってきた』
  • 『ガイジン・クックブック』という異色の日本料理本 - YAMDAS現更新履歴

    Talks at Google で The Gaijin Cookbook なる講演を知り、これは面白そうだと思った。 この講演を行っている Chris Ying は「料理界のアカデミー賞」ジェームズ・ビアード財団賞の最優秀刊行物賞も受賞したことがある料理の書き手であり、上の講演では料理の実演もやっている。 その彼が、日にも店舗があった「アイバンラーメン(Ivan Ramen)」の創業者であり、『アイバンのラーメン』(asin:4898152481)の邦訳もあるアイバン・オーキンと組んで執筆したのが講演名と同名の新刊というわけ。 The Gaijin Cookbook: Japanese Recipes from a Chef, Father, Eater, and Lifelong Outsider 作者:Orkin, Ivan,Ying, Chris発売日: 2019/09/24メ

    『ガイジン・クックブック』という異色の日本料理本 - YAMDAS現更新履歴
  • 【新刊紹介】食品添加物はなぜ嫌われるのか

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 畝山智香子さん(国立医薬品品衛生研究所安全情報部長)の新著「品添加物はなぜ嫌われるのか 品情報を『正しく』読み解くリテラシー」(株式会社化学同人)。 タイトルから品添加物の話かと思いきや、そこにとどまらず、超加工品、オーガニック、北欧品の国際基準、品表示、プロバイオティクスなど、国内外で話題となった情報を広く取り上げています。メディアなどで一面的に取り上げられる情報が、ほんとうのところはどうなのか、真実に迫る内容です。 新著の帯には「ゼロリスク幻想を超えて改めて考える、ほんとうの『の安全』」とあります。これを見て、2009年に刊行された「ほんとうの『の安全』を考える—ゼロリスクという幻想」を思いだしました。新著のまえが

    【新刊紹介】食品添加物はなぜ嫌われるのか
  • 『食の実験場アメリカ-ファーストフード帝国のゆくえ』躍動感あふれる創造の歴史 - HONZ

    白人によって作り上げられた「ファストフード帝国」。画一化されていて正直面白みに欠ける反面、汎用性の高さゆえに世界中至るところへ浸透している。恥ずかしながら、書を読む前に「アメリカ文化」としてまず思い浮かぶのはこの印象だった。 しかしその原点にまで遡っていくと、まったく異なる景色が見えてくる。元をたどればそこには画一化とはほど遠い多様さがあり、また必ずしも白人たちが主役だったわけでもない。 アメリカを代表するとされるべ物の中には、実は非西洋にルーツを持っている例が少なくない。ポップコーンは先住インディアン由来のべ物だし、フライドチキンは黒人奴隷と深い関わりを持っている。 外部からの影響の大きさを抜きにして、アメリカ文化を語ることはできない。書はそんな立場から、従来のイメージとは異なるアメリカの実像に迫る一冊だ。 植民地時代〜独立革命期まで遡っていくと、アメリカ文化の形成

    『食の実験場アメリカ-ファーストフード帝国のゆくえ』躍動感あふれる創造の歴史 - HONZ
  • 自炊する人必見 “くさりかけ野菜事典”がズボラな人にぴったりで素晴らしすぎる「こういうのが欲しかった」

    なちゅ。 @itacchiku 9歳長女に買った料理。「ゆる自炊BOOK」想像以上によかった。レシピ豊富だけどどれも簡単。切った後の材料の大きさ、作業工程を全部写真で図解してくれてるので、言語理解が弱いタイプにもこれはいける予感(๑•̀ㅂ•́)و✧絵カードでの支援のようだ。視覚優位の発達さんに超おすすめ!! https://t.co/WNT48VnF0Y 2018-06-20 15:46:27

    自炊する人必見 “くさりかけ野菜事典”がズボラな人にぴったりで素晴らしすぎる「こういうのが欲しかった」
  • 『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)』山本紀夫 著

    南米アンデス地方で栽培され、大航海時代にヨーロッパにわたり、そこから世界中へ広がって、今や全世界の卓に並ぶ、日でも肉じゃが、カレー、コロッケ、フライドポテトなどなどなど今や生活に欠かせないジャガイモの歴史を辿る一冊。2008年の発売以来、売れ続けるロングセラーで最早名著としての評価は揺るぎないように見える。 実際、全世界的に広まった物をテーマにして世界史を一望するというのは良いが出やすい。栽培した人々、彼らをとりまく社会状況、流通させるシステム、商取引と経済、拡大した要因、伝播の過程、流入先に及ぼした影響、文化の変容や現代社会におけるその物の位置づけ・・・などなど多面的に描きやすく、その分析手法としても様々な選択肢があるからだ。同様の良書として、例えば川北稔著『砂糖の世界史』が名高い。 1996年の発売以来売れ続けている世界史入門定番の一冊。砂糖の広がりを通じて様々な地域が

    『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)』山本紀夫 著
  • 料理は宗教である『食べたくなる本』

    料理は宗教である。教祖の数だけレシピがある。自分の「おいしい」に確信が持てなくなったとき、人は料理を手にする。 1万8千円の揚げ油 著者は、『有元葉子の揚げもの』を実践する。教祖様のサイトで売っているオリーブオイルを使う(1万8千円のマルフーガ)。ポリフェノール値が高く、抗酸化作用が強いため、健康に良いなどと自分を納得させて、揚げ油として使う。 お金こそパワー。超高級油を鍋にタプンタプンと注ぐ際、ガソリンスタンドの課金メーターを連想するところで腹筋が耐えられなくなる。「おいしいものがべたい」という動機より、「おいしいと信じたい」気持ちが勝っている。健康のために課金しているのか、信仰心を試すためなのか、既に分からなくなっている。 しかし、著者は正直だ(ここ惚れた)。 できあがった料理について、400字ぐらいかけて丁寧に説明しているが、まとめると「異質感は否めない」になる。「冷製マリネの高

    料理は宗教である『食べたくなる本』
  • 『幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版 (ちくま文庫)』青木直己 著

    日記の主である紀州和歌山藩士酒井伴四郎は万延元年(1860)当時28歳、25石の下級武士で、上司にあたる叔父・宇治田平三、同僚の大石直助らとともに、装束に関する着用の指導にあたる衣紋方として同年から一年七カ月の江戸勤務についた。日記は万延元年(1860)五月十一日から十一月三十日までの約七カ月である。 直前に大老井伊直弼は暗殺されるわ、紀州藩内も政争で重臣が失脚するわ、アメリカ公使ハリスらをはじめ外国人が来日しはじめるわ、攘夷の嵐が吹き荒れるわで、幕末の江戸は大わらわ・・・なはずだが、下級武士の彼にはそんな激動は特に関係なく、毎日の生活とか、倹約生活とか、江戸観光でどこ行ったとかの話で占められているのが、実に等身大という感じで面白い。 書で紹介されるのも大半が彼らが何ったかである。紀州から江戸への道中だけでもあんころだうなぎだわらびだ柏だ葛だ栗だ力だとばっかりだけど道中

    『幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版 (ちくま文庫)』青木直己 著
  • 料理の手順がフローチャートになって紹介されている本『理系の料理』がわかりやすい!「適量ってどのくらいだよっていつも思うからこれほしい」

    自粛する安息香酸⌬理系ネタ垢 @rikeneta 理系の料理めちゃくちゃすごい料理の手順書ってだいたい料理できる人のために作ってあるんですけど、これマジで料理できない人向きのですね!みなさんも恋人にプレゼントしてはいかがですか?保障はしません。 pic.twitter.com/QJKzZPCoCX

    料理の手順がフローチャートになって紹介されている本『理系の料理』がわかりやすい!「適量ってどのくらいだよっていつも思うからこれほしい」
  • 『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る - HONZ

    原書のタイトルを直訳すると「過去を抜栓する」。酒と人類の壮大な物語を描いただから、いかにも香り立つようでおしゃれだ。翻訳タイトルは『酒の起源』。もちろん『種の起源』のオマージュだ。こちらも素敵。 版元の白楊社は2016年に『酒の科学』というを出版していた。こちらの原書タイトルは「プルーフ」。プルーフにはアルコール度数だけでなく、印刷前のゲラという意味もある。こちらもウィットに富んでいて楽しい。 酒をテーマに選ぶ研究者や編集者たちは、酒に酩酊効果だけではない、アートを感じ取っているからかもしれない。タイトルがおしゃれというだけでなく、文もグラスを片手にゆったりと読めるように工夫されている。書も例外ではなく、要所に図版や地図が使われていて、考古学者とともに世界を旅している気持ちになる。 『酒の起源』は中国、チグリス・ユーフラテス、中央アジア、地中海、新世界、アフリカという世界史に現れて

    『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る - HONZ
  • 「200冊以上」料理本を読んできた料理人がオススメする料理本23選 - シェフガッキーの料理ブログ!

    出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。 >>>出張料理とは?詳細はこちら 突然ですが、皆さんはどのように料理を始めましたか? ネットでレシピや調理法を調べる。 誰かから教わる。 方法は様々あると思います。 その中でも、料理から学ぶいう方も多いと思います。 しかし、料理はたくさんありすぎて迷ってしまいます。 そこで! 今まで、雑誌含め「200冊以上」料理関係のを買ってきた僕が、 用途別にオススメの料理をご紹介致します。 プロがオススメする料理 初心者にオススメ料理 ゆる自炊BOOK 世界一美味しい煮卵の作り方 節約レシピ 麺達人 つくおき 脱・初心者!少し専門的な料理 クイーンアリスの永久保存レシピ 野菜便利帳 世界一やさしいスパイスカレー いちばんやさしいフランス料理 ウー・ウェンの北京小麦粉料理 盛り付けの発想と組み立て おいしい料理には科学がある大事典 より極めたい方にオ

    「200冊以上」料理本を読んできた料理人がオススメする料理本23選 - シェフガッキーの料理ブログ!
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
  • 『食と健康の一億年史』 世界を食べ、食の過去を知り、ヒトの未来を考える - HONZ

    自然人類学を専門とする著者が、未だ見ぬを求めて世界中を旅し、ヒトの進化を軸に歴史を振り返る一冊だ。伝統的な昆虫を探してタイやベトナムへ飛び、偶然辿り着いたインド西海岸では激辛カレーに火を吐き、学位論文調査のために訪れたパプアニューギニアではオオコオモリをむさぼる。自然体で現地の人々と触れ合う著者の観たもの、感じたこと、何よりべた物が実に軽やかな文章でつづられており心地が良い。明日にでもふらっと知らない街に出かけ、たまたま見つけたレストランに入りたい気持ちにさせてくれる。 著者をの旅へと誘ったのは、こんな疑問だ。 現代に数多くの健康の問題が浮上してきたのは、祖先が守ってきた習慣やライフスタイルを変えたことや環境の変化が原因ではないか このでは、世界中を旅して得られた経験に、にまつわる最新の科学的な研究成果を織り交ぜることで、ヒトの祖先が何をどのようにべていたのかを明らかに

    『食と健康の一億年史』 世界を食べ、食の過去を知り、ヒトの未来を考える - HONZ
  • 『世界からバナナがなくなるまえに 食糧危機に立ち向かう科学者たち』 ロペスのハチ、チョコレート・テロ、現代版ノアの箱舟 - HONZ

    『世界からバナナがなくなるまえに 糧危機に立ち向かう科学者たち』 ロペスのハチ、チョコレート・テロ、現代版ノアの箱舟 バナナがなくなってしまうだって!? 多くの人にとっては寝耳に水であろうが、しかしこの話、けっしてありえないことではないようである。 現在、人々が口にしているバナナは、その大半が単一の品種、すなわちキャベンディッシュバナナである。そしてそのバナナには、遺伝的な多様性がまったくない。というのも、キャベンディッシュは種子がなく、株分け(新芽を移植すること)をとおして栽培されるからである。それゆえ、「キャベンディッシュバナナはすべて遺伝的に同一であり、スーパーで買うバナナのどれもが、隣に並ぶバナナのクローンなのである」。 だがよく知られているように、そうした遺伝的多様性の低い生物は、天敵などの影響をもろに受けやすい。実際、かつて人々が口にしていたバナナ(グロスミッチェル種)は、「

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  • 日本海軍の料理を再現。「海軍さんの料理帖」撮影現場レポ

    たぶん大佐 @Col_AYABE 今週は帝国海軍のレシピを再現撮影中~。海軍レシピ数十点+歴史を紹介する書籍『海軍さんの料理帖』、8月ごろ発売予定で製作中です!(まだAmazonのページもできてませんが…)執筆・監修 有馬桓次郎/メインイラスト 朝日川日和 pic.twitter.com/ljH7lGIwv3 2017-06-28 17:53:19 有馬桓次郎 @aruma_kanjiro ホビージャパン様より海軍料理レシピ『海軍さんの料理帖』出版決定! 明治~昭和期の海軍糧史をおさらいしつつ、各時代の海軍料理レシピ40品以上をご紹介。メインイラストレーター朝日川日和さん、コラムイラストレーターれつまるさんでお送りします。 発売は8月末予定。皆様お楽しみにー! pic.twitter.com/8vGakSHxSd 2017-06-28 15:00:11

    日本海軍の料理を再現。「海軍さんの料理帖」撮影現場レポ
  • 『復刻版ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本』小泉八雲のこだわりを堪能せよ! - HONZ

    ラフカディオ・ハーンと聞いてピンと来なくても、『怪談』を書いた小泉八雲という外国人だと言えば分かる人は多いだろう。 1890年(明治23年)に来日し、日文化に魅入られ亡くなるまでの14年間、英語教師をしながら日の物語を欧米に紹介し続け、晩年には帰化して日人となった。 来日する以前、ハーンはアメリカで新聞記者として活躍する傍ら、物語やエッセイなども精力的に執筆していた。書もその中の一冊で、10年間滞在していたニューオリンズで、その土地独特のクレオール料理に興味を持ち、書を完成させたという。ハーン自身の版画による挿画もたくさん収録されている。百年の時をこえ1998年で出版されたの復刻版だ。 ニューオリンズはルイジアナ地方に入植したフランス人とスペイン人、有色人種が混じりあった独特の文化(クレオール文化)を持っている。料理もザリガニや亀などこの場所ならではの材を使い、ほかにはない

    『復刻版ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本』小泉八雲のこだわりを堪能せよ! - HONZ
  • 『人類はなぜ肉食をやめられないのか』250万年の愛と妄想のはてに - HONZ

    系がモテるわけ 「さあ、今夜はごちそうにしよう! 何がべたい?」 こう聞かれて、野菜料理を挙げるひとはまずいないだろう。ごちそうは肉料理に決まっている!(ベジタリアンを除いて) レストランでも、メインディッシュと言えば、肉か魚料理——つまり広義の「肉」料理——である。 肉(とくに赤身の)を多く摂れば健康に良くないことは、すでに数々の研究で知られている。また、地球環境への影響も大きく、肉は全温暖化ガスの原因のうち最大で22%を占める。 私たちの健康にも、地球環境にも良くない肉。それでも、いっこうに減る様子はない。それどころか、急速な経済成長をとげる中国やインドなどで、肉はすごい勢いで伸びている。また、米国などの先進国でも、肉の消費量は増えているのだ。 まるで人類は肉に取りつかれているとでも言うように。私たちは、肉に魅了され、肉を愛し、肉がやめられない。いったい、なぜ? ほかの

    『人類はなぜ肉食をやめられないのか』250万年の愛と妄想のはてに - HONZ
  • 虎屋が駆け抜けた日本史 『和菓子を愛した人たち』 - HONZ

    「虎屋」。ほとんどの人が聞いたことがある……どころか、べたこともらったこと贈ったこと、なにかしらお世話になっているに違いない。室町時代後期の創業以来、500年以上にわたって日の和菓子業界をリードしてきた老舗だ。その虎屋には、和菓子を研究する部門「虎屋文庫」がある。 創業以来、約500年の歴史を持つ虎屋は、現在の黒川光博社長で17代目、売り上げは約186億円(2016年)。私自身でいえば、羊羹の代名詞『夜の梅』は知っていても、和菓子の歴史などはつゆ知らず、興味を持つきっかけになったのが「虎屋文庫」の展示に行ったことだった。 歴史の長い虎屋には、菓子の見帳や古文書、菓子木型や古器物などが数多く伝来する。この虎屋文庫は社内の一部署として1973年に設立、資料の保存や整理、和菓子関連の展示開催や機関誌『和菓子』(研究論文などを収録)の発行などを行ってきたのだ(問い合わせなどは可能だが、史料は

    虎屋が駆け抜けた日本史 『和菓子を愛した人たち』 - HONZ