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2010年12月7日のブックマーク (1件)

  • 『松本人志は夏目漱石である!』だって!? その発想はなかったわ - エキサイトニュース

    明治時代、書き言葉を話し言葉に一致させようという「言文一致」の動きが文学の世界に現れた。その先駆者の一人として知られる二葉亭四迷は、話し言葉による小説にいざ取りかかったものの、なかなか思いどおりに書けずに悩むことになる。 そこで、当時すでに近代小説とはどうあるべきか盛んに論じていた坪内逍遙に相談したところ、落語家の三遊亭円朝の速記を参考にするといいと薦められたという。 いまの私たちから見れば、話し言葉をそのまま文章にするなんて、わけないじゃん(←こんなふうに)、と思うのだが、当時は落語の速記でも参考にしないことには、どう書いていいのやら皆目検討もつかなかったのだろう。考えてみれば、伝統芸能のなかでも、話し言葉で演じられるのはぜいぜい落語ぐらいなものではなかろうか。 それにしても、小説を書くのに落語の速記を参考にしたというのは興味深い。よく考えたら、二葉亭四迷というペンネームも語感的に

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