お笑い賞レースのファイナリスト経験はない。わかりやすくテレビでブレイクしたわけでもない。なのに、平成ノブシコブシ・吉村崇は、今やテレビに欠かすことができない存在だ。 自らを「トップアマチュア」と自虐的に評するが、麒麟・川島明をして、「最高のチェイサー」と言わしめる、お笑い界屈指のユーティリティプレイヤー。その一方で、“天下取り”を公言し、ときにふんどし一丁で踊る破天荒さを隠そうとしない。 “やりて”か“うつけ”か――。吉村キングダムが掲げる天下取りとは何を意味するのか? なぜ途方もないことを口にするのか? 「勢いとカンだけ」。そう笑い飛ばす真意を聞いた。(全3回の3回目/最初から読む) ◆◆◆ ビッグマウスが絶滅危惧種になるのはおかしい ――吉村さんは、お笑い界の“天下取り”を明言されています。昨今、なかなかそういったことを口にする人が減っている中で、なぜあえて掲げようと? 吉村 もっと言
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