規制が厳しくなるテレビ業界――そんな現状に一石を投じるべく、総勢40名もの芸人たちが身体を張ったクイズに挑むバラエティ番組が誕生した。その名も『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』(TBS)。25年目を迎えた長寿番組『オールスター感謝祭’16秋』の翌日となる10月9日(日)の放送を前に、プロデューサーを務めた江藤俊久氏が番組の誕生と“こぼれ話”を語った。 “芸能人イジリ”の名手・石橋貴明(とんねるず)がメインMCを務め、サブMCとして「タカアンドトシ」を従え、『感謝祭』では全く目立てなかった、もしくは、そもそも呼ばれてもいないという…哀しき芸人たち40名を1泊2日で熱海に召集し、4チームに分かれて最高賞金1,000万円をかけたクイズバトルが繰り広げられる本番組。 そもそも何故、この番組が生まれたのか? 江藤氏は語る。 「実は総合演出の神尾祐輔も私江藤も、生粋の『感謝祭っ子』です。長年番組に関わ