実は僕自身、高学歴ワーキングプアだとかポスドク問題などの社会問題を、あまり問題に感じていない。早急に解決すべき問題であるとも思ってない。積極的に情報集めてもいないし、本も読んでない。 だから僕の場合、「博士ネットワークミーティング」に参加したのも、「Ph.D交流会」に参加したのも、ぶっちゃけてしまえばその「参加者」に惹かれたからだ。 ウェブ時代と併走するスタンドアローン・コンプレックス。博士ネットワーク・ミーティング@京都に参加して - ミームの死骸を待ちながら 流れよ我がキャリア、と博士は言った。第四回Ph.D交流会レポート - ミームの死骸を待ちながら 僕は理系学生として、博士の、職やらポスドクやら組織の中で耐えたりとなかなか大変そうな姿を見たり聞いたりしているし、自分自身のために大変な環境をわざわざ切り開きながら博士に進むだけのメリットが見えないし、というわけで就職することを決めてい