諏訪湖の「釜穴」、メタンが原因 地下深くから湧き出る―海洋機構など 2022年06月15日16時08分 凍結した諏訪湖の湖面に現れた「釜穴」=2022年1月(海洋研究開発機構提供) 冬季の長野県の諏訪湖で湖面の氷に「釜穴」と呼ばれる大きな穴が生じるのは、湖底の地下深くから湧き出るメタンが原因であることが、海洋研究開発機構や信州大などのグループの研究で分かった。論文は15日、米化学会の学術誌に掲載された。 スマホ画面、なぜ割れる? 世界初、再現に成功―AGCなど 諏訪湖は湖面が凍り付いたときでも、直径数メートルから数十メートル程度の大穴が複数開く。湖底からのガスなどが原因と言われていたが、詳細は分かっていなかった。 研究グループは、活発に湧き出る場所のガスを採取して詳細に分析。その結果、地中深くにある炭素を起源とし、約4万年前に生成されたメタンを多く含むことが分かった。 湖底の表層でもメタン
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