複数のユーザーで1台のNASを共用する場合であっても、家庭内の利用であればシンプルなアクセス制御で十分だ。フォルダやファイルの所有者が誰かということと、所有者だけがアクセスできるのか、それとも誰でもアクセスできるのか、ということを共有フォルダ単位で設定すればこと足りる。 だが、ビジネス用途で利用する場合は、業務のニーズに合わせて複雑なアクセス制御を行う必要があることも少なくない。基本はグループ・組織単位の制御になるものの、いろいろと例外が発生してしまうことが多々ある。今回はWindowsファイル共有で利用される柔軟なアクセス制御の仕組み、Windows ACLの設定について説明する。 仕事で使うNAS 第1回:ビジネス向けNAS選びで注目したい8つのポイント 仕事で使うNAS 第2回:WindowsサーバからNASに乗り換えるとき気をつけるべきことは? 過去の記事まとめ ファイルのアクセス
←・SOHO/中小企業に効く「NAS」の選び方(第3回):NAS選びに失敗しないための3大チェックポイント Linux搭載NASと、Windows Storage Server搭載NASは何が違うのか NASに用いられているOSには大きく分けて、LinuxとWindows Storage Server(WSS)の2種類が存在する。これらOSの違いによる具体的な機能差は、NASの機種選定を行うにあたって知っておきたいところだ。 バッファローがラインアップするNAS製品群「TeraStation」の例。左がLinux搭載の「TS5400D」シリーズ、右がWindows Storage Server 2012 R2搭載の「WS5400DWR2」シリーズだ。どちらも同じ基本設計の4ドライブNASだが、搭載OSと諸機能が異なる 各メーカーのWebサイトやカタログでNAS製品のラインアップを見ると、「
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