トランスポート層/ネットワーク層の仮想化 トランスポート層やネットワーク層の仮想化とは、IPやTCP、UDPといった、低位のプロトコル・レベルでVPNを実現する技術である。アプリケーションではTCPやUDPを直接使うことはなく、一般的にはSocketなどのプログラミング・インターフェイスを介して利用している。そのため、トランスポート層やネットワーク層レベルで仮想化が行われても、上位のプログラミング・インターフェイスにはほとんど影響はない。そのため、たいてのアプリケーションはVPN上でも問題なく動作する。 PPTPプロトコル 「PPTP(Point-to-Point Tunneling Protocol)」は、MicrosoftやAscend Communications(現Lucent Technologies)、U.S. Roboticsなどが中心になって作成したVPNプロトコルである。
![第1回 リモート・アクセスVPNの概要](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)