学部横断のグローバル教育を開始する東大 秋入学に結論を出せない東大が「国際的に活躍できるグローバル人材育成」を目指す学部横断型の国際コースを2013年に新設する方針を固めた。世界のエリート教育との格差を実感する大学運営側は必死で東大の国際競争力を向上させようと奮闘している。 一方で日本の中堅以下の大学では全入・定員割れが顕著となり、新卒の就職率が6割を切り、中退者も3割を超えてきた。 上位校から中堅下位校までの各々が問題を抱えた日本の大学。今回はその日本の大学が抱える問題を検証すべく、47都道府県11ヵ国865大学1152キャンパスを見学してきた大学研究家の山内太地氏に話を聞いた。