アフリカ西部、マリ共和国のニジェール川流域に面した世界遺産、バンディアガラの断崖を居住とするドゴン族。 彼らが1年の間に1度だけ行うAntogoと呼ばれる儀式は、いつもは漁を禁止されているこの湖で、30分ほどの間だけ漁を解禁するというもの。 数百人、下手したら1000人に達する人数が湖を完全包囲し、開始の合図と共に湖の中に殺到。 手にしたカゴで魚を掬い、次々に捕らえていく。 30分後の2度目の合図で儀式は終わり。 容赦なく獲りまくってるように見えるけど、毎年行う儀式だから、稚魚は逃がすとか、卵は泥の中だから獲らないとかしてるんだろうね。