字幕の翻訳:クラゲは海でよく見かける生物だが、海水湖という珍しい湖にもいる。この映像は、インドネシア西パプア州で新たに発見された海水湖で撮影したものだ。海水湖は全方向を陸地に囲まれた塩水の湖。全世界に約200の海水湖があるが、クラゲの存在が確認されているのは20足らずだ。ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーであるリサ・ベッキング氏がインドネシアを訪れ、クラゲが生息する4つの海水湖を記録。どの湖も独立しているため、それぞれが独自の生態系を築いている。また、海より水温と塩分濃度が高いため、将来、気候変動と水温上昇が海洋生物に及ぼす影響を垣間見られる。 ここは熱帯インドネシア。穏やかな水面が日差しを受けてきらめいている。温かい湖に飛び込み、平泳ぎをしていると、触手を持つゼラチン質の生き物が次々と浮かび上がってくる。淡い黄色の体が真っ青な水とコントラストを織り成す。 泳ぎながら辺りを見回