そうです。成り立ちから見ると。 バフチェは厳密な意味では純粋なトルコ語かといえばそうではなく、ペルシャ語の語彙がトルコ語に入ったものです。とはいえ、動物園をハイヴァナート・バフチェスィ(動物たちの庭)と表現したり、普通にトルコ語になってますが。(日本語における「○○する」の○○に入る漢字熟語みたいなイメージ) さて… フェネルは元々ギリシャ語から入ってきた言葉で「ランタン」、和風に言えば「灯篭」(とうろう)の意味です。 バフチェは庭でもありますが庭園や公園を意味する言葉でもあります。多くはオスマン時代に公園だったところの地名に残ってます。 日本で都内に残る「後楽園」の地名みたいなイメージですね。 なので合わせると フェネルバフチェは「灯篭公園」くらいの意味です。一気に柳の下が似合うような訳に(汗)イスタンブールのアジア側ですね。 ドルマバフチェは新市街のタクシムの北あたりにある宮殿(現博物
