『将棋世界』で連載されている「駒落ちのはなし」が、ついに2枚落ち編に入った。 白砂は定跡ヲタなんで2枚落ち定跡を見るのとか大好きで(笑)、下手だったらこう指そうとか、上手だったらこういう陣形にしようとかいろいろ考えたりしてる。 先崎8段の言う通り、2枚落ち定跡は偉大な定跡だと思う。 そんな2枚落ち定跡の話を、「駒落ちのはなし」とリンクさせつついくつか。 △6二銀▲7六歩△5四歩▲4六歩△5三銀▲4五歩(1図) この定跡を知らない人はほとんどいないと思う。それほど、よく知られている定跡だと思う。 その理論性については、講座で余すところなく語られているのでここでは端的に述べるが、要するに△4四歩と突かせてしまうと上手の駒組みが非常に楽になるのだ。 つまり、この手は本当に定跡を知っていないと指せない。 駒組みを知り尽くし、研究し尽くした結果が、この手なのである。 さて。 そういう知識経験の粋を尽
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