● [Linux] Goodbye, Linux. Turning point 気が付いてみると、またまた2ヵ月近くのブランク。本業が忙しかったせいもあるが、最大の原因は「Linuxに愛想が尽きた」ことにある。詳細については、今月のGCCプログラミング工房中でそれとなく触れている。 確かに Linux kernel が世界に果たした功績は大きいが、開発者である Linus Torvalds 氏らが日々生産している負債から目を背けることは出来ない。彼らの多くは、ひたすらコードを書き連ねるだけであり、しかるべき解説文書を残していない。驚くべきことだが、Linux システムコールの man ファイルですら、正式に整備されたものはこの世に存在しないのである。 負債の返済は誰が負担するかと言えば、これは私達末端ユーザーである。連載中で紹介している 2.6 カーネルにおけるモジュール構造の変更について