米電気自動車(EV)大手テスラが、中国で20人前後の現地運営チームを立ち上げる計画であることが36Krの取材でわかった。同社の自動運転ソリューション「フルセルフドライビング(FSD)」を中国市場に投入するためで、業界に詳しい関係者は「テスラは研修を実施するため、すでに本社からエンジニアを派遣している」と明かす。 テスラはさらに中国でデータアノテーションを手がける100人超のチームを立ち上げる考えだという。こちらもFSDのアルゴリズムをトレーニングするのが目的だ。 さらに重要な点として、テスラはデータ保存問題についても明確な方針を打ち出した。テスラ中国は8月14日、すでに中国国内にデータセンターを設け、中国本土で販売した全車両から取得したデータを中国国内で保存していると声明を出した。 FSDはテスラがこの数年、徹底して取り組んできた完全自動運転のソリューションだ。現段階ですでに標準装備されて