はじめに USDMに関する記事をインターネット上で検索すると、「要求仕様定義ガイドライン」 に触れた記事がヒットします。ただし、内容について書かれたものは少ないようです。 そこで、どんな内容なのかUSDMとの関連に絞って書こうと思います。 USDMとガイドラインの関係 ガイドライン執筆の動機として、要求仕様書の品質が良くないため、ユーザ企業として何とかしたい。何を書けばよいのかは分かっているが、いかに書くかはよく分からない。どのような要求仕様書を書けばよいのか模索しているとき、清水吉男さんが提唱しているUSDMに出会い、USDMをベースにガイドラインを作ったということです。 なぜUSDMを採用したのか JUASがUSDMを採用した理由として次のようなものが挙げられています。 1.システム要求を二段階で記述すること。 2.下位要求の基準があること。 3.要求の下に仕様を記述することにより、仕
CでRubyの拡張ライブラリを作る方法はいくらでものっているのに、調べてもC++で作る方法が全然見つからなかったので自分で書く事にする。 ようはC++で定義したクラスとそのメンバー関数をRubyから使えるようにしたい。 第1部は普通のグローバル関数をRubyから使えるようにする。 第2部はクラスとそのメンバー関数をRubyから使えるようにする。 第3部はrbplusplusを使って処理を自動化する すべてのクラス、関数を手で書くと結構大変なので、実際には第3部で紹介する rbplusplus を使って自動で処理する事になると思うが、 そうは言っても中で何をやっているのか知っておかないと気持ち悪いので第1部、第2部も書いた。 自動処理のためのツールには他にもswigがあるが、今なら多分rbplusplusの方を使った方が良い。
2009年の『週刊読書人』以来3年ぶりに、『文學界』「新人小説月評」で文芸時評みたいなことをやったので(2012年7月号〜12月号)、気がついたことのメモなどを。半年程度なので俯瞰的な傾向もへったくれもないのですけれど、複数の作家が、同じような手法を採用しているのが目についたのでその件について。一言でいうと、それは、人称あるいは視点の問題である。一人称と三人称の交換可能性を追求した作品、あるいは一人称と三人称は交換可能であるという前提で書かれた作品、もしくは一人称を三人称のごとく客体化する作品、はたまた一人称が分裂したりする作品という感じだろうか。少なくとも3年前の09年には、こうした試みはほとんど見られなかったから、ここ数年で開発・採用が進んできた技法であるといってよいと思う。作品にそって具体的に見てみよう。顕著なのは、山下澄人「トゥンブクトゥ」(『文學界』12月号)と滝口悠生「わたしの
サムライ映画の虜になってしまった映画評論家が放つ「根本的に間違っているけど問答無用でおもしろい」大傑作! 「映画秘宝 9月号」柳下毅一郎の新刊レビュー ちくしょー、柳下さんに先を越された! 今月の映画秘宝の書評欄で、スティーヴン・ハンターの傑作「四十七人目の男」を取り上げてらっしゃった。今、(一部の)ミステリファンの話題をかっさらっている作品なのだ。 「キル・ビル」や「リトルトーキョー殺人課」をも超えるあやしげなニッポンが炸裂するというそういう作品であります。しかしなんだってハンターが……。 S・ハンターは高級紙ワシントン・ポストで映画評を担当。ピュリッツァー賞を受賞する映画評論家であり、「このミス」海外版では「極大射程」で1位をゲットする常連ランカー。その「極大射程」もマーク・ウォルバーグ主演「ザ・シューター」として映画化されるなど高名な冒険小説家だ。 しかし最近の工業製品化したハリウッ
Asterisq社がリリースしたMentionMapはTwitterネットワークを目で見て分かるよう視覚化した非常に面白いツールです。対象者がどの人と相互に繋がっていてよくつぶやきあっているかというのがはっきりします。またこのツールを使うとどの人にFollowをかけていったら良いかの大きな参考となります。 このツールは通常のWebブラウザで利用できます。MentionMapにアクセスするとまず下図ポップアップが表示されます。例として自分のTwitterアカウントを入れてみましたが、これは自分以外のアカウントでも構いません。例にあるようにScoble氏やオバマ大統領等、或いは知人のアカウントでも利用できます。アカウントを入力したら「Start」ボタンを押します。 指定したアカウントおよびアイコンを中心として、数本の枝が伸びその先にはよくやり取りをすると判断された相手が表示されます。更に少し待
最近は断然Passenger派なのですが、レンタルサーバーで使えなかったので、mongrel + mod_proxy環境を作りました。クライアントがサーバーを指定するシガラミを理解していないので、低いテンションで環境構築。まあ、Railsが使えるだけよかったです。下は、mongrelの起動と終了のメモ。 % cd /path/to/app % mongrel_rails start -d -p 3000 -e production % cd /path/to/app % mongrel_rails stop デザイナーさんがテンプレートを修正したいということなのですが、コードをFTPでアップしても反映されません。だって、キャッシュが効いているのですもの。ふふふ。 mongrelを再起動すればいいのですが、デザイナーさんはSSHが使えません。FTPでコードを上書きして、それが反映されるように
「関数ポインタのキャストってどうやるのだろうか」と思い調べてみると, 次のようなページを発見. no title ここによれば, キャストに使う型は,単純に変数の宣言から識別子を抜いた物です。つまり > int (*virtualfunc)(int a,int b); ↓ (int (*)(int, int)) とのこと. 分かりやすい. で, ぼくが今回やりたかったのは, 次のようなプロトタイプを持つ関数 map_new に, map_t *map_new(int (*cmp_func)(const void *, const void *)); お馴染み strcmp を渡すということだったので, int strcmp(const char *s1, const char *s2); int (*cmp_func)(const void *, const void *) から識別子 c
ゴールデンウィークから作り始め、1週間くらい前にようやく"鉄Qプリンセス"(https://market.android.com/details?id=name.shimobayashi.tekkyu)をリリースすることができました。大体2週間でゲーム製作に飽きる自分としてはかなりの長丁場になったのですが、その分色々と得られるものはあったので適当にメモしておこうと思います。個人ゲーム製作に興味がある方はどうぞ。 基本的なゲームプログラミングに関する話題は、Androidゲーム開発入門、私が2Dアクションゲームをつくるまでに蓄積されたTips - shimobayashiの日記http://d.hatena.ne.jp/shimobayashi/20110410/1302442681に以前にまとめているので、非技術的な話題が中心になるのかな。 Androidの音周りは本当にクソメディアの音量
ふと論文の探し方について書こうと思ったのですが、既にいろいろな方が書かれているのでそちらをまとめます。 自然言語処理 自然言語処理の学会: DO++no titleOverlasting::Life / 2009-11-04自然言語処理のトップカンファレンス - 生駒日記 機械学習 いろんな学会: DO++機械学習/機械学習の論文を探す - とうごろうぃきMeeting - 機械学習の「朱鷺の杜Wiki」 学会名が分かっている場合はそのサイトから、そうでない場合はアーカイブを検索することが多いです。ACL AnthologyACM Digital Library自然言語処理や機械学習の分野については、ひとまず基本的な調べ方は分かってきた気がします。ただ、これらの手法を実際に適用しようとするとより効率的な実装が必要となる事が多いので、アルゴリズムやデータ構造、データ圧縮の分野についても論文や
みなさん最近はいかがお過ごしでしょうか。プログラマーのみなさんならば当然、地震におけるエクストリーム・プログラミングを実践されていることかと思います。僕もその例外ではなく、震災の影響もあって時間的な余裕ができたため、以前から興味を持っていたAndroid開発に本格的に着手し、先日ようやくはじめてのAndroidアプリケーションをマーケットにリリースすることができました。Cook Duet - Android マーケットhttps://market.android.com/details?id=name.shimobayashi.cookduetCookpadのレシピを検索して表示するだけ、という非常に簡単なアプリケーションなのですが、このアプリケーションを開発するだけでもかなりの試行錯誤が必要となりました。つきましては、今ここにCook Duetの開発を通じて蓄積されたバッドノウハウを、簡
プログラミングコンテストチャレンジブックを読みながら、動的計画法の復習をしています。プログラミングコンテストチャレンジブックこの本はコンテストの紹介とか環境構築の説明はほとんどなく、普通にアルゴリズムの教科書として優れているのでタイトルに騙されないようにしましょう(笑)。それはさておき、この記事ではp.52のナップサック問題を例に、動的計画法の考え方と実装方法について検討してみます。 ナップサック問題重さと価値がそれぞれw_i, v_iであるようなn個の品物があります。これらの品物から、重さの総和がWを超えないように選んだ時の、価値の総和の最大値を求めなさい。制約:1 1 1 <例>入力:n = 4(w, v) = {(2,3), (1,2), (3,4), (2,2)}出力:7 (0,1,3番の品物を選ぶ) 方法1最初に書いたコードがこれです。再帰による全探索で、荷物を左から順番に選んで
※研究室の後輩向け. うちの研究室のB4が所属してる学科だと,プログラミング演習で扱う言語がJavaだったりで,研究の実験用プログラムもJavaで組む人が多い.というかJavaしか使えない(使わないない)人が多い.でも,ちょっとクローラ作りたいなー…とかちょっと簡単なマイニングとかやりたいなー…ってときにJavaしかできないと手間がかかることが多い.たとえば,Webから情報取ってくるだけでもそうだし,あとは文字コードの問題であったり,そもそもテキスト周り全般がアレとかまぁ色々だろう.というわけで,そういうときの為の何かスクリプト言語を身につけることを個人的に勧めている.Unix Shell でも Perl でも PHP*1でも何でもよいとは思うんだけど,Javaでそれなりにオブジェクト指向っぽい頭になってるだろうからRubyあたりがいいのではないかと思っている. というわけで,後輩の某君が
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