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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (39)

  • 【これはひどい】堀江貴文に煽られた連中が真っ当な餃子店を休業に追い込んだ - 読む・考える・書く

    ホリエモンこと堀江貴文のFacebookを見ると、だいたいい物関係の企画だのイベントだのの話ばかり書いているのだが、ここに9月22日、尾道の餃子店で連れがマスクをしていなかったために入店を拒否されたと非難するエントリーがアップされた。 堀江はこの店の店主の対応が横暴だったと言いたいようだが、飲店にとっては自分の店で感染が発生したら致命的なのだから、マスク着用をはじめ、客側にもできる限りの対策を求めるのは不当ではない。 マスク未着用の方はお断りします「外だから良いじゃん」「べる時外すから別に良いじゃん」という方は「うちじゃ無くて良いじゃん!」感染に怯えながら営餃しているので最大限の防衛します。 怖がる人をコロナ脳と言って揶揄したりビビリ過ぎだと貶したりあの時と同じで当に悲しいですね… — 餃子専門店 四一餃子 (@41GZ) September 18, 2020 そもそも、聞くまでも

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  • 3・1独立運動100年:いまだに「不逞鮮人」恐怖を振りまく日本政府 - 読む・考える・書く

    今からちょうど100年前の3月1日、日による強制「併合」から9年目の朝鮮で、独立と民族の尊厳の回復を求める大規模な大衆運動が始まった。「3・1独立運動」または単に「3・1運動」と呼ばれている。[1] (略)一月二二日徳寿宮に幽閉されていた高宗(李朝第二六代の王)が急死したことも、朝鮮人の民族的感情をたかめていた。葬儀の日は三月三日と定められ、参列のため全国から多数の人びとがソウル(京城)に集まってきた。 この機会をとらえ、天道教の第三代教主孫秉熙らは、キリスト教徒・仏教徒と協議したうえ、三月一日ソウルで独立宣言を発した。各教団の組織などをつうじて計画がつたえられていたため、ソウルのパゴダ(塔洞)公園には数万の民衆があつまり、大極旗をかかげ、「独立万歳」を叫びながら、市街をデモ行進した。運動はたちまち全土に波及し、五月末までに示威回数一五四二回、延べ参加人員二〇五万人にたっし、鴨緑江をこえ

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  • 小林よしのりはいまだにこんなマンガを描いているのか - 読む・考える・書く

    もう呆れるしかない。 小林よしのりさんが今週の「SPA!」に描いた古谷経衡さんと私。手に「差別」と書いたカードを持って、なにかを必死に訴えてる。たしかに私は懸命に差別に反対してるけど、それおかしいことかな?小林さんはどうしてそんなに差別に反対する人を敵視するんだろう? pic.twitter.com/mRSp2NYp8Y — 香山リカ (@rkayama) 2019年1月29日 いや真だかなんだか知らないが、差別表現するやつが普通に差別者だろ。バカなの?#何を言ってるんだお前は pic.twitter.com/cQMmQDG9Hh — 竜 РЮ (@yappata2) 2019年1月29日 差別表現は「表現の自由」によって保護されるべき範疇には入らない。いや、入れてはならない。なぜなら差別表現は被差別者を抑圧し、彼ら・彼女らが自らの意志を表現する自由を奪うものだからだ。 不寛容(差別・排外

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  • 歴史学者を唸らせた素人 - 読む・考える・書く

    東中野修道の史料批判が立派? 自分はこんなに専門家の書籍や歴史資料を読んでいるし、厳密な史料批判のもとでマンガを描いているのだと小林よしのりは自慢する(BLOGOS 10/24)。確かに、歴史歴史学者だけの専有物ではないし、史料批判で専門家の鼻を明かす素人がいてもおかしくはない。 ただし、小林よしのりにそれができるかと言えば、こんなことを書いていることからしてまあ無理だろう。[1] わしが今のところ東中野修道氏の『南京虐殺の徹底検証』を最も支持する理由は、何も個人的心証を元にしているわけではない。あくまでもこの歴史学的な見地における「史料批判」の文脈からなのである。(略) 東中野はこの著書『「南京虐殺」の徹底検証』で、一家九人のうち自分と妹一人を除く七人を惨殺された(自らも銃剣で刺され負傷した)夏淑琴さんを「ニセ被害者」呼ばわりしたあげく、名誉毀損で告訴され敗訴している。(2009年2月

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  • 小林よしのりは「反権威」? - 読む・考える・書く

    前回記事では論点が発散しないよう省略したポイントを少々補足。 倉橋耕平氏をエセ学者呼ばわりしたブログ記事で、小林は蔵書自慢・読書量自慢とともに、自分の「反権威」姿勢をも誇示している。 『ゴーマニズム宣言』は最初から「権威よ死ね」であり、形骸化した権威と、主観的な知識人を批判するために始めた作品であり、西部邁氏がわしを意識した理由は、知識人批判に共感してくれたからである。 若手で今も変わらず、権威主義的で、漫画家に偏見を持つ馬鹿が現れるのだから、わしの使命はまだまだ終わらない。 ところが小林は、2000年6月の「論文」のほうでは、日軍性奴隷制度被害者(いわゆる「従軍慰安婦」)問題の専門家吉見義明氏を攻撃するためにこんなことを書いている。[1] 実はこのような「史料批判」こそが歴史を叙述する基のトレイニングであることを、わしは「新しい歴史教科書をつくる会」で東京大学名誉教授・政策研究大学院

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  • 責任逃れの詭弁「自衛発砲説」に止めを刺したNNNドキュメント「南京事件II 歴史修正を検証せよ」 - 読む・考える・書く

    今回のテーマは歴史修正主義との対決 前回番組への唯一の「反論」だった自衛発砲説 自衛発砲説のルーツを追跡し、戦犯逃れのために言い出された詭弁であることを立証 卑怯な弁明は被害者を二度殺す行為 今回のテーマは歴史修正主義との対決 前回の『南京事件 兵士たちの遺言』(2015年10月4日放送)に続き、南京大虐殺の実証に正面から取り組んだNNNドキュメント『南京事件II 歴史修正を検証せよ』が、5月13日に放送された。(5月20日、BS日テレにて再放送予定。) www.ntv.co.jp 前回の番組も、従軍兵士たちの陣中日記や現場に居合わせた元兵士たちの証言、さらには各種の公的記録を突き合わせ、南京を占領した日軍が行った大量虐殺の事実を否定し難い形で立証した優れたドキュメンタリーだったが、今回はそこから更に踏み込んで、日中にはびこる歴史修正主義(=史実の改ざん・捏造)の検証を行った、すばらし

    責任逃れの詭弁「自衛発砲説」に止めを刺したNNNドキュメント「南京事件II 歴史修正を検証せよ」 - 読む・考える・書く
  • 朝鮮総連への銃撃事件自体より、このヘイトクライムへの日本社会の無関心さのほうが恐ろしい - 読む・考える・書く

    NHKニュース(2/23): 朝鮮総連中央部に発砲 男2人逮捕 23日午前4時前、東京・千代田区にある朝鮮総連=在日朝鮮人総連合会の中央部の前に右翼団体の関係者と見られる2人組の男が車で乗りつけ、拳銃の弾を数発撃ち込みました。警戒に当たっていた警察官が建造物損壊の疑いで男2人を逮捕し、詳しい状況を調べています。 捜査関係者によりますと、23日午前4時前、東京・千代田区にある朝鮮総連の中央部の前に2人組の男が車で乗りつけ、門の扉に向けて拳銃数発を撃ち込んだということです。弾は門の扉に当たりましたが、けが人はいないということです。(略) この事件は、在日コリアンを標的とした明白なヘイトクライムである。しかもこの犯罪の実行犯の一人が、5年前には在日の集住地域である大阪・鶴橋で自分の娘(当時中学生)に「鶴橋大虐殺を実行しますよ!」と叫ばせていた極右活動家であることを考えると、この社会がヘイ

    朝鮮総連への銃撃事件自体より、このヘイトクライムへの日本社会の無関心さのほうが恐ろしい - 読む・考える・書く
  • 南京攻略戦従軍記者たちの「虐殺否定」座談会 - 読む・考える・書く

    「虐殺の“ギャ”の字もない」従軍記者座談会? 従軍記者たちの座談会発言と戦後の回想 座談会での記者たちの発言 足立和雄記者の回想 今井正剛記者の回想 右翼雑誌の編集者にプライドはないのか? 「虐殺の“ギャ”の字もない」従軍記者座談会? 右翼雑誌「Will」の2007年12月増刊号に、「朝日新聞支那特派員大座談会」という記事が載っている。 「むろん、虐殺の“ギャ”の字もない」という煽り文句から、てっきり戦後の座談会で従軍記者たちが当時を振り返り、「見なかった」「虐殺などなかった」といった発言でもしているのかと思ったら、なんと南京陥落当時の朝日新聞に載っていた記者座談会の再録なのである。 バカじゃなかろうか。 軍による検閲済みの新聞に虐殺の話など出ているはずがない。しかも当時の新聞といえば、朝日も含め、どこもイケイケドンドンで戦争を煽るプロパガンダに熱中していたのだ。 日中戦争が始まった後、朝

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  • 軍艦スケッチ事件から見る『この世界の片隅に』のリアリティへの疑問 - 読む・考える・書く

    遅ればせながら(私はいつも遅ればせなのだが)右から左までどこを向いても絶賛の嵐のアニメ映画『この世界の片隅に』を見た。 全体としての感想はだいたい以下に引用したツイートと同じ。一言で言えば「ロクなもんじゃない」ということ。 「この世界の片隅に」では戦時中の全体主義も今の日社会によくある世間以上のものではなく、戦争については庶民は抗いようもなく、みんなが苦しんでみんなが健気に助け合って生き抜いたんだと。現憲法の基的人権も女性の権利もない状態で、女性を含め庶民は今よりもむしろ穏和で微笑ましかったと。 — KaSuehiro (@KaSuehiro) 2016年12月11日 「この世界の片隅に」は当に警戒すべき作品になってしまった。あの手の人たちがこの作品を利用してほざく「戦時中でも笑いがあり、愛に満ちたささやかな日常があったという真実が描かれていた」だからなんなんだよクソッタレ — 鮎@

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  • NNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」を検証すると称するウヨブログのレベルが低すぎる件 - 読む・考える・書く

    否定し難い虐殺の事実を突きつけたNNNドキュメント 「字体」で番組内容の否定を試みるウヨブログ 調べればすぐ見つかる反証 否定し難い虐殺の事実を突きつけたNNNドキュメント 2015年10月4日に放送されたNNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」。小野賢二氏が長年収集してきた従軍兵士たちの陣中日記や現場に居合わせた元兵士たちの証言、さらには各種の公的記録を突き合わせ、南京を占領した日軍が揚子江岸で行った大量虐殺の事実を否定し難い形で立証した、優れたドキュメンタリーだ。放送批評懇談会のギャラクシー賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞など、数々の賞を受賞している。 早稲田ジャーナリズム大賞受賞時の日テレ報道局清水潔氏のコメントがとても良い。 公共奉仕部門 大賞 受賞者名 日テレビ報道局取材班 代表 清水 潔(日テレビ 報道局 特別報道班) 受賞作品名 NNNドキュメント’15「

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  • 虐殺から朝鮮人を守った市井の人々 - 読む・考える・書く

    大川常吉署長の行為は確かに立派だが美談化は危険 暴徒から朝鮮人を守った市井の人々 守ってもらえなかった朝鮮人はどうなったのか 大川常吉署長の行為は確かに立派だが美談化は危険 TBS「報道特集」で取り上げられたこともあり、大川常吉氏(関東大震災当時の鶴見警察署長)が注目を浴びている。 署を取り囲んだ千人もの暴徒相手に一歩も引かず、文字通り身体を張って朝鮮人たちを守った大川署長の行為は確かに立派なものだ。仮に自分が同じ状況下に置かれたらと仮定したとき、氏と同じ行動が取れると自信を持って言える人は少ないだろう。 しかし、この大川署長の行為を過度に讃えるのは危うい。実際、この話は早くも震災の翌年には、哀れな朝鮮人を救った日人の英雄的行為として「内鮮融和」を宣伝するための美談に仕立てられている[1]。 (略) 横浜が全滅するほどの大火災は主として鮮人の為した業だといふ流説を信じきって、灼熱の体に憤

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  • 極右トンデモ本を根拠に朝鮮人虐殺を否定する古賀都議と小池都知事 - 読む・考える・書く

    小池百合子都知事が関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断った背景として、今年3月の都議会での、自民党の古賀俊昭都議との質疑があったのではないかと言われている。[1] 都議会議事録[2]によると、問題の質疑は以下のようなものだった。 ○九十八番(古賀俊昭君) まず、都内墨田区に所在する東京都立横網町公園に建つ朝鮮人犠牲者追悼碑などの問題について質問を行います。 年は、十万人余が犠牲となった大正十二年の関東大震災から九十四年になります。この震災の混乱の中での不幸な事件により生じたのが、朝鮮人犠牲者であります。 横網町公園内に朝鮮人犠牲者を追悼する施設を設けることに、もとより異論はありませんが、そこに事実に反する一方的な政治的主張と文言を刻むことは、むしろ日及び日人に対する主権及び人権侵害が生じる可能性があり、今日的に表現すれば、ヘイトスピーチであって、到底容認できるものではありま

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  • 小学生の恐ろしい作文 - 読む・考える・書く

    子どもたちが関東大震災の体験を綴った「震災作文」 横浜の震災作文に描かれた朝鮮人虐殺 作文には朝鮮人への同情も虐殺への怒りも見えない 子どもたちが関東大震災の体験を綴った「震災作文」 「震災作文」というものがある。 関東大震災で被災地のただ中にあった小学校の子どもたちが、「そのとき」の思い出を書いた作文だ。壊滅状態となった横浜市の寿小、磯子小、南吉田第二小、東京では京橋小や横川小などの文集が残っている。 いずれにも、子どもの目から見た、被災当時の恐怖と混乱が生々しく記されている。 これらの作文の中に、当時「朝鮮人さわぎ」と呼ばれた虐殺事件が何度も出てくる[1]。 「朝鮮人さわぎ」とはいうが、騒ぎ回って人殺しを繰り返していたのは日人の官憲や自警団であり、朝鮮人たちは理由もわからず一方的に殺されていたのである。そうした状況は、次の作文(磯子小高等科1年男子)からも読み取れる。当然ながら、「不

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  • 「大勲位」元首相に中曽根康弘主計中尉の慰安所設営を思い出させてあげよう - 読む・考える・書く

    「大勲位」中曽根康弘が今月27日に99歳になるとかで、これを祝う会が開かれたそうだ。 27日に99歳を迎える中曽根康弘の白寿を祝う会が開かれ、安倍晋三ら約230人が集まった。 読売新聞の渡辺恒雄・グループ社主筆は、改憲をめぐり「いよいよ安倍内閣で実現の運びとなれば、中曽根さんにとって非常にハッピー」と述べた。https://t.co/Dxuap7P3i1 — BARA (@BARANEKO) 2017年5月15日 慰安所設営を自慢していた中曽根康弘 岸信介や奥野誠亮もそうだったが、ロクでもない政治屋ほどしぶとく長生きするのにはうんざりだ。 それはともかく、中曽根といえば軍隊時代にインドネシアで慰安所設営に関与し、しかも自分でそれを自慢げに書いている[1]。 二十三歳で三千人の総指揮官 (略) まず私は、海兵団に兵隊をもらいにいき、部隊を編成した。また、呉の海軍建設部に集結しつつあった三千

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  • 世紀の悪法「共謀罪」法案が強行採決で衆院法務委を通過 - 読む・考える・書く

    昨日(5月19日)、衆院法務委員会で世紀の悪法「共謀罪」法案が強行採決された。 共謀罪強行採決。起立賛成したこいつらを絶対に忘れるな。 pic.twitter.com/DQST4QHtjq — 鼠戦車 (@nezumi_sensya) 2017年5月19日 共謀罪、衆院委員会で強行採決。 動議の声も聞こえない、委員長の声も聞こえない、そんな強行採決の場面を国会議員になってから何度見させられただろう。 こんな、民主主義破壊としか言えない安倍政権は打倒しかない。衆院会議採決は断固阻止へ。共謀罪は必ず廃案に。力をあわせてたたかいます。 pic.twitter.com/pxUGyWXxXx — 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2017年5月19日 そもそもこの法案には、立法事実(その法を必要とする理由)自体がない。 例えば、共謀罪法案による処罰対象として金田法相が例示した「ハイジャック

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  • 捕虜の取り扱い方さえ教えられなかった日本兵 - 読む・考える・書く

    現地民に憎まれ米軍に救われた日軍捕虜たち 大阪毎日新聞や東京日日新聞に勤めたジャーナリストで、敗戦時フィリピンで日軍部隊とともに米軍に投降した石川欣一氏の『比島投降記』[1]が、青空文庫で読めるようになった。 これを読むと、フィリピンで日軍がどれほど現地の人々に憎まれていたか、また、つい先日まで激しい殺し合いをしていたにもかかわらず、米軍が投降した日の軍民をいかに丁重に扱ったかがよく分かる。 昭和二十年九月六日、北部ルソン、カピサヤンにて新聞報道関係者二十三名の先頭に立って米軍に投降。(略)九時頃、自動車の爆音が聞え、大型のトラックが何台か現れた。それと前後して乗用車も着き、数名の米軍将校が日の連絡将校と一緒にやって来た。M君の姿も見られた。間もなく、作業服の米兵が、チューイング・ガムを噛みながら、呑気な顔をして我々の前を歩いて過ぎ、引続いて武器の没収が終ると、トラックに四十人ず

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  • 「慰安婦」強制連行についての貴重な加害証言 - 読む・考える・書く

    神奈川新聞のサイトに、日軍性奴隷(いわゆる「従軍慰安婦」)の強制連行に関する貴重な加害証言[1]が掲載されていたのでメモ。 証言者は92歳になる元牧師の男性で、衛生兵として中国に出征した際の体験を語っている。 中国山西省盂県に出征したのは1944年2月。当時21歳。城壁で囲まれた大隊の拠点に慰安所はあった。 「慰安婦としていたのは20代ぐらいの6、7人。日の着物ではなかった。兵隊たちが『朝鮮ピー』と呼んでいたので、彼女たちが朝鮮の人々なのだと分かった」 半年後、分遣隊として数十キロ離れた上社鎮という占領地区に移り、慰安所は強姦の歯止めになるどころか性的欲求をあおり、拍車を掛けていることを知る。 「慰安所は大隊部にしかなかった。だから兵隊たちは『討伐』と称し、村々で料を奪うのと同時に女性たちを強姦していった」 犯す前、松さんは避妊具を手渡した。「気を付けろよ」。病気になるなという念

  • 長谷川幸洋には「論説副主幹」はもちろん「ジャーナリスト」を名乗る資格もない - 読む・考える・書く

    1月2日の放送で事実無根の沖縄ヘイト&在日ヘイトを垂れ流した東京MXテレビ「ニュース女子」。この差別扇動番組で司会を務めている長谷川幸洋(東京新聞・中日新聞論説副主幹)について、放送一ヶ月後にようやく東京新聞が態度を表明した。 東京新聞(2/2): 「ニュース女子」問題 深く反省 沖縄報道 紙の姿勢は変わらず 紙の長谷川幸洋論説副主幹が司会の東京MXテレビ「ニュース女子」1月2日放送分で、その内容が紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なることはまず明言しておかなくてはなりません。 加えて、事実に基づかない論評が含まれており到底同意できるものでもありません。 残念なのは、そのことが偏見を助長して沖縄の人々の心情、立場をより深く傷つけ、また基地問題が歪(ゆが)めて伝えられ皆で真摯(しんし)に議論する機会が失われかねないということでもあります。 他メディアで起きたことではあっても責任

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  • 辛淑玉氏を「親北派」呼ばわりする『ニュース女子』の無知と不見識 - 読む・考える・書く

    ■ 「のりこえねっと」を貶める『ニュース女子』の日当デマ TOKYO MX『ニュース女子』の沖縄ヘイトは、まさに誹謗中傷とデマの塊だった。虚偽情報で米軍基地反対運動に対する憎悪扇動を繰り返したあげく、反対運動は反ヘイトの市民団体「のりこえねっと」が金で操っており、その背後には中国北朝鮮がいるかのように匂わせる陰謀論をぶち上げたのだ。 長谷川幸洋:ちょっと聞きたいのはお金ですよ。5万円日当出すなんて、これは誰が出してるの? 井上和彦:これ当にわからないんですよ。「のりこえねっと」っていうところに書いてあって、で、連合会館で、御茶ノ水でやってるわけですよ。御茶ノ水でやってる。だから東京から、そういう反対派の人たちに、さあ一緒にみんなおいで、5万円あげるからと。まあ格安の格安のチケットで行きゃそりゃ行けますよ。 須田慎一郎:この辛さんていうのは在日韓国朝鮮人の差別ということに関して闘ってきた

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  • ヘイト番組『ニュース女子』でも使われた「取材もどき」は史実否定派の伝統芸 - 読む・考える・書く

    放送法違反のヘイト番組「ニュース女子」 井上和彦による沖縄現地「取材もどき」 南京大虐殺否定の「取材もどき」 放送法違反のヘイト番組「ニュース女子」 年明け早々の1月2日に流された、TOKYO MXテレビ『ニュース女子』はひどかった。 番組冒頭から沖縄の基地反対運動を誹謗中傷するデマの連続。そのひどさは、このパートの終りまで1分たりともデマのない部分はなかったと言っていいほどだ。明らかに放送法第4条3項「報道は事実をまげないですること」に違反している。こんなヘイト番組が公共の電波を使ったテレビで流されるなど、到底許されることではない。 番組内で垂れ流されたデタラメを逐一指摘していったらきりがないので、それは以下のようなまとめを見ていただくことにして、ここではこの番組で行われた「取材」を取り上げることにする。 togetter DHCが提供する最凶ネトウヨ番組「ニュース女子」、地上波で沖縄

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