同じ業界で、同じ日本語という言語で会話していてもお互いが違う意味で同じ言葉を使っている場合が結構ある。 たとえば、某製造業者は「うちはオリジナルブランドを展開している」という。その「オリジナルブランド」品とやらを見せていただくと、有名ブランドのタグがばっちり付いている。 その業者×有名ブランドのタグ・織りネームなら「ダブルネーム」「コラボ商品」ということなので「オリジナル品」と言っても問題はない。 けれども相手先のブランド名しかないということは、その製造業者は単なる下請けである。 残念なことにこの製造業者は自社が下請けであるということを理解していない。 このまま最後まで「うちはオリジナル品を作っている」と信じるのだろう。 この業者と世間一般でいわれている「オリジナル品」というのは定義が異なるわけである。 また、ダンガリーとシャンブレーという素材がある。 一般的にダンガリーは経糸が白で、緯糸