連休中なので仕事的に読まないといけない本が溜まっているのをなんとかしようと順番に読んでいる。で、やっと数冊読み終えた。その中のデビッド・ワインバーガー著「インターネットはいかに知の秩序を変えるか?」(エナジクス)の紹介。 最近の本業でのコンサルティングで情報探索や情報配信方面よりも情報整理や情報陳列方面のウエイトが拡大傾向な私にとっては、とても刺激的な本である。頭の整理の機会といくつかのアイデアを貰うともに、本書の中の気の利いた言い回しは今後いろいろと使えそうということで、マーカーと付箋だらけにしてしまった。 ワインバーガー氏は情報整理の発展過程を3段階に分けている。整理の第一段階とは物質そのものを整理する段階(例:ナイフやフォークを戸棚に整理してしまう)、第二段階は情報を紙やカードといった物理的媒体を使って整理する段階(例:リンネの植物分類やデューイの図書分類)、そしてデジタル時代の第三