デスクトップ検索が減りつつあることを示唆した2012年の調査結果に偽りはなかったようだ。comScoreの最新の調査結果によると、2012年の検索総数は3%減少したという。 レポートでは、減少の主な要因として、個人ユーザーによる検索が減っていること(1ユーザーあたり約7%の減少)を挙げている。これなら検索の利用者が4%増えても、減少の要因に十分になり得る。 また大手検索エンジンの中で、1ユーザーあたりの検索数が増えたのはBingだけだった。comScoreによると、Bingでは6%の上昇が見られたという。 comScoreは減少の理由として2つの可能性を挙げている。製品検索ならAmazon、人ならFacebookなどというような垂直検索への移行と、モバイルへのシフトだ。調査結果によると、垂直検索は勢いを得ていて、2012年には8%増加したという。ネットユーザーのオンライン滞在時間の10%以
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
「食べログの研究―レビューサイトがもたらした食文化と都市の風景」を読んでいたときに、はっとしたことが一つありました。それは「(食べログでは)コストパフォーマンスが高いレストランがランキングの上位を占める傾向がある」という指摘です。 (『PLANETS vol.8』より) この記事は「dancyu」や「Hanako」といった雑誌文化が築き上げてきた食文化を、クチコミサイトである「食べログ」がどのように塗り替えてしまったかを解説する内容で、正面から分析されることの少ない「食べログ」を深く知れる、とても面白いものでした。 カカクコムの発表によれば、2012年12月末現在、「食べログ」の総ページビューは約8億7,750万PV/月、月間利用者数が約4,095万人/月(内訳=PC:2,285万人、スマートフォン:1,518万人、フィーチャーフォン:292万人)というメガサイトです。使ったことがないとい
人に質問するのが大好きな子どもでした。 質問することで、他の人と話ができること。自分の知識が増えること。 とてもとても好きでした。 幼い頃、自分がわからないこと、ふと疑問に思ったことを、周囲の友人と話して、これどういうことなんだろうねーと話し合ってみたり、そのことを知っているやつがいたら、へー、お前そういうの詳しいんだなー。好きなのー?とか話したりして、じゃあさ、じゃあさ!と、話すことが好きでした。 大人に聞いてみて、大人の知識量の多さを知り、やっぱり大人ってすごいなーって思ったり、そういうことも知らないの?と言われたりして、あーこれ、常識なんだ。って思ったりもしました。 成長した僕はインターネットというものを知りました。そこには検索エンジンがあって、wikipediaがあって、知りたいことを調べれば、それなりに知ることができるようになりました。 そして、ググレカスという言葉を知りました。
われわれが手にしたのはFacebookフォンではなく、「Graph Search」だった。このFacebookのベータツールは、1兆件のつながりの中に埋め込まれた人々や写真、場所、そして興味の対象に即座にアクセスするためのものだ。このツールにはFacebookフォンと同じくらい重要な意味がある。いいや、ないかもしれない。 米国時間1月15日に限定公開されたGraph Searchは、文脈を使ったFacebook検索機能だ。ユーザーはより大きな検索バーを使って、自然言語による検索クエリを入力し、過去の写真、友人が訪れたレストラン、友人が好きな音楽や映画、さらにはデートの相手や友達になれそうな人、人材、メディアの情報源などを探すことができる。Facebookで答えが見つからない場合には、Bingが通常のウェブ検索結果で空欄を埋めることになっている。 Altimeter Groupでデジタル広告
UPDATE Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は米国時間1月15日、メンロパークにある同社本社で開催された報道陣向けイベントで、「Graph Search」を発表した。Facebookユーザーに最も関連性の高い人々、写真、場所、興味対象を検索する新しい方法であるという。 Graph Searchは、10億人のユーザー、2400億枚の写真、1兆件のつながりからなるFacebookの大規模な基盤をユーザーにとって意味あるものにするため、同ソーシャルネットワークが提供する最新の機能である。同ツールは、人々、写真、場所、興味対象に関する質問への回答をユーザーに提供することを目的とする。Zuckerberg氏は、15日に少数のユーザーを対象にGraph Searchを提供開始し、しばらくはデスクトップ上で英語版のみを提供すると述べた。 構造化されたこ
[対象: 初級] 先日、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏によるQDFの解説ビデオを紹介しました。 ビデオの冒頭でMatt Cutts氏は次のように補足しました。 クエリの種類には大きく分けて「Navigational(案内型)」と「Informational(情報型)」、「Transactinal(取引型)」の3つがある。 この発言が意味することを知らない人がたくさんいたようなので(僕にしてみたら驚きですが)、これらの3種類のクエリについてこの記事で説明します。 余計なことまで付け足してしまったので時間がない方やぜんぶ読みたくない方は、検索クエリの意図(Intent、インテント)には「取引型」と「情報収集型」、「案内型」の3タイプがあって、それぞれどういうクエリなのかの部分だけをしっかり理解してください。 検索意図に応じたクエリ分類: 取引型と情報収集型、案内型 取引
モバイル中心の時代を反映して、この9月、調査会社Macquarie Groupが2006年に追跡を開始して以来初めて、デスクトップからのウェブ検索が減少した。 Macquarieから顧客に送られた調査メモによると、comScoreによる9月のデータから、検索が前年比で4%減少していることが分かったという。検索数の増加率は、14%増だった2月以降下がり続けている。減少の最大の原因はモバイル検索の増加のようだと、Macquarieのアナリスト陣は報告の中で述べている。 デスクトップからの検索が減少していることは直観的に納得できる。最近では、家を出る前に地図サイトで目的地を検索することが少なくなり、ナビゲーション機能が取って代わっている。食事をするレストランについても、出かける前には探しもしないのではないだろうか。出先でお勧めを教えてくれるアプリがたくさんある。さらに、これまでとは異なる検索エン
英語版のGoogle検索を利用するユーザー向けに、新しいプロジェクト「Knowledge Graph」が今後数日間で順次提供開始される。同プロジェクトは、同検索エンジンが現在提供しているよりも多くのデータ要素を検索結果とともに提供する。その結果は、人、場所、物で構成される5億ものアイテムを含む、Googleの新しいデータベースに基づいていると、Googleの検索担当製品管理ディレクターを務めるJack Menzel氏は述べている。Menzel氏によると、同データベース内の属性とこれらのオブジェクト間のコネクションは35億件にものぼるという。 Knowledge Graphに含まれる項目を検索すると、ユーザーはファクトやコネクションのリストをたどることができるようになる。Googleの例が示すように、「Frank Lloyd Wright」を検索すると、同氏に関する(Wikipediaからの
大手検索サイト「グーグル」に実名などの文字を入力して検索する際、途中から予測文字や補足情報を表示する「サジェスト機能」を巡り、日本人男性がプライバシーを侵害されたとして、米国のグーグル本社に表示差し止めを求める仮処分を申請し、東京地裁(作田寛之裁判官)が申請を認める決定をしたことが分かった。だが、米グーグルは「日本の法律で規制されない」と拒否し、被害が救済されない事態となっている。決定は19日付。【中川聡子】 米グーグル拒否「日本の法律で規制されない」 男性側によると、男性の実名を入力しようとすると、途中からフルネームとともに犯罪行為を連想させる単語が検索候補の一つとして表示され、それを選択すると男性を中傷する記事が並ぶという。 男性は数年前、当時の勤務先で思い当たる節がないのに退職に追い込まれ、その後の就職活動でも採用を断られたり内定が取り消されたりする事態が相次いだという。このため調査
1月10日にGoogleがSearch Plus Your Worldを発表した。 http://googleblog.blogspot.com/2012/01/search-plus-your-world.html 3つの機能、1:Personal Results, 2:Profiles in Search, 3:People and Pages がある。もっとも本質的な機能はPersonal Resultsであるが、これについてはこれまでのSearchの結果もオプションで残される。したがってそんなに大騒ぎする話でもないと思うのだが、日米でかなり話題になっている。というのも、Google+が次のGoogleで、これまでのGoogle Searchは「Google+を中心に据えたWeb」の検索機能になり下がるべし、という同社の戦略の具体像が見え始めたからだ。 ここでは複数の論考を読んでの現
昨日のエントリーでFacebookが展開するクローズドなソーシャルメディアに対するGoogleの焦りについてを説明しました。 AKB48とGoogleは一緒にどこにいこうとしているのか - FutureInsight.info ただ、前回のエントリーではこのあたりの説明が不十分だったので、今回のエントリーではどうしてGoogleがこんなに焦っているのかを説明してみたいと思います。また、今月号のクーリエ・ジャポンにはこのGooogleとFacebookのバトルを特集したページがあり、なかなか読み応えありました。お勧めです。COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 03月号 [雑誌] 講談社 2012-01-25 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools Googleの基本戦略のおさらい まずは、クーリエ・ジャポンの特集「「ウェブの未来」を
一ヶ月前にGoogleがよくわからないものを発表して、理解に苦しんだ。 著者とコンテンツを関連付ける「rel="author"」タグ登場 など10+2記事(海外&国内SEO情報) - Web担当者Forum ここが一番わかり易い。 ところが、Google+の登場とGoogle Profilesの絶対的公開を受けてGoogleが目指す検索エンジンの姿がやっとわかった。 Authorshipについて Webmaster Tools Helpに、webページに著作者情報を記載する事について説明がある。 まずGoogleは記事(article)の同一性を確認するため、3つのページのつながりを確認する。 コンテンツページ ニュース記事やブログ記事など、コンテンツの一部となるもの。 一個人のブログに限らず、複数の執筆者がそれぞれで投稿するサイトも想定。 著作者ページ コンテンツページとして同一ドメイン
6月7日(火)に米Googleが検索エンジンGoogleにおいてウェブコンテンツとその著作者を関連づけるマークアップのサポートを開始しました。 まだ実験段階のようですが、Googleの検索結果から著名なブロガーや記者などの記事コンテンツを見つけやすくするのが目的のようです。さまざまな情報で溢れかえったウェブの世界において、利用する我々にとってもそうですが、情報を整理するGoogleにとっても、有用な情報とそうでもない情報を区別できるようになるという点で一役買ってくれる機能となりそうです。 詳細はGoogleのWebmaster Central Blogで確認できます。 Authorship markup and web search (Webmaster Central Blog) rel=”author”の設定方法どのような方法でコンテンツとその著作者を結びつけるかについては、ウェブマス
本日、Googleがソーシャル検索機能をアップデートしたと発表しました。 これにより、Google+にて一般公開設定で投稿された「共有」の内容が、Googleソーシャル検索の検索結果に反映されるようになりました。 それがどういうことかと説明しますと: 今までは、このようにGoogle+での「友達」の+1だけがこのように検索結果に表示され、その表示順位に影響を与えていました。 これだけでもかなり大きな変化だったのですが、今日からは+1だけではなく、このようにGoogle+上での「友達」の「共有(投稿)」も検索結果とその表示順位に影響するようになりました。 ただし、影響するのは「一般公開」として投稿された「共有」だけとなります。 これら二つの一連の仕様変更は、一見小さなニュースに見えますが、実は今後のウェブサイト運営にとってかなりの大きな影響力を持ちます。 これからGoogle+のユーザーが増
IT業界では、十数年に一度、地殻変動的なイノベーションが生まれ、業界地図が塗り替えられてきた。僕自身、1985年に日本IBMに入社して以来、この業界の住人として、巨大な技術革新を肌身で体感している。 その技術革新の背景にあるのは、1965年にゴードン・ムーア氏が提唱した「ムーアの法則」(半導体の集積度は18ヶ月で2倍になる) だ。実際にこの30年で、CPU処理速度は10万倍、通信速度は200万倍とITインフラの天文学的成長を促し、破壊的イノベーションを生み出す原動力となった。 当記事では、そのような根幹的なITイノベーションを振り返り、変化の本質を探るとともに、来るべきポストFacebook時代まで占ってみたい。なお、この記事で紹介している時代区分は独自考察したもので、いわゆるコンピュータの世代などとは異なっているのでご注意いたたぎたい。 1. ホスト・コンビュータの時代 (1964年 〜
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