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消と文学論に関するushiwatatのブックマーク (5)

  • ダブリンのジョイス、蜂蜜と美味しんぼ - megamouthの葬列

    始めに断っておくが、この話にオチはないし、特に教訓めいた結論もない。 最近の痛ましいニュースと共に、 うむ。「蜂蜜は乳児に与えない」って話を、みんながいつ、どこで知ったかってのには、ちょっと興味がある。常識っていうほど常識だっけ?というか。妊娠したら産婦人科で教えてもらうだろうけど、それ以外だとどこだろう。— Y Tambe (@y_tambe) 2017年4月8日 というツイートを見て、ふと思い出した事があったので、書いておこうと思っただけである。 多分、2001年だったと思うが、後に中退することになる大学に所属していた私が、授業にほとんど興味を失っていて、大学に行く事自体が苦痛であったのだが、それでも漠然と、単位をとっておかねばならない、という強迫観念を持っていた頃だった。 私は2回生の頃から取りこぼしていた英語の単位を取る必要があった。 履修登録できた授業は月曜の1限目であった。普通

    ダブリンのジョイス、蜂蜜と美味しんぼ - megamouthの葬列
  • シバザクラ、あるいは江藤淳の錯誤 - qfwfqの水に流して Una pietra sopra

    二か月ほど前、江藤淳が「山川方夫と私」において、山川の死後、彼をモデルにした小説を発表し彼を無能の編集者として揶揄したYという流行作家の卑劣さを告発している、と書いた(id:qfwfq:20080127)。それにたいするコメントで、その小説は「シバザクラ」であるとの御教示を得、さっそく「シバザクラ」を読んでみた。「シバザクラ」は山口瞳の短篇集『マジメ人間』に収録されている(角川文庫)。ざっと粗筋をたどると―― 1 小説は「私」の一人称の語りで、私がと息子と甥とをつれて散歩に出かける場面から始まる。私はある家の生垣の下に咲いている花に目をとめる。雑草にちかい草で桜のような花をつけるシバザクラで、以前は好んでいたがいまはそうではない。植木屋で椿と木蓮とを買い、がシバザクラを指してこれも買わないのと尋ねると、私はいらないと拒絶する。トンカツ屋に入っても私はシバザクラのことを考えつづけている。

    シバザクラ、あるいは江藤淳の錯誤 - qfwfqの水に流して Una pietra sopra
  • ple-mle - バックナンバーの恐怖と魅惑

    城戸朱理、阿部嘉昭、井辻朱美という固有名詞の並びから、このブログの読み手は何を連想するだろうか。それぞれ詩人、サブカルチャー系の批評家、ファンタジー作家兼翻訳家兼歌人として、文学関係のをそれなりに読んでいるひとのあいだでは知られた名前だが、それ以上の共通点は見出せないかもしれない。しかしいずれも『ユリイカ』1978年12月号の「解放区」(アマチュア詩人のための投稿欄)に作品が掲載されている「共通点」があるのだ。なお今宵のオレがこの雑誌をぱらぱらとめくったことに、大した意味はない。棚を物色して、ルイス・キャロルを特集しているこの号が何となく目に付いただけである。それにしても「城戸朱理(岩手19歳)」、「井辻朱美(千葉22歳)」はともかく、「阿部嘉昭(東京20歳)」が『ユリイカ』に詩を投稿していたとは、まったく思いもよらない事実であり、不意打ちを喰らわされた。 しかし雑誌のバックナンバーを

    ple-mle - バックナンバーの恐怖と魅惑
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/10/11
    |共通の知人もいなかったであろうこの四人の文学者がほぼ同じ時期に世を去り、そしてやはり「個人的な交流も影響関係もなければ、共通の知人もいなかったであろう」文学者たちによって追悼されている|
  • それぞれの似たような人生 - 雑種路線でいこう

    東野圭吾が不倫を描くとこうなるのか,結構リアリティはあった.しかし人にとって劇的なドラマが,引いた視点でみると月並みというのは,どういうことなんだろうか.歴史から学ばずに過ちを繰り返してしまうのだろうか.何というかきっと,落ち着くかたちに落ち着くポジティブフィードバックのパターンみたいなのがあるんだろうな. なんかAmazon書評で女性評者は「男の自分勝手な恋」とムカつき,男性評者は「ロマンチック」とか書いているのをみると,ああ世界って立ち位置によってかくも違ってみえるのかぁ,とか考えさせられる訳だが.個人的に既婚者が誰かと恋愛すること自体を不倫と呼ぶのは,微妙にPolitical Correctness的にどうかという気はする.まあ誰も「既婚者の恋愛が人倫に悖るとは限らないじゃないですか」とか抗議するとも思えないが. しかし作家って恋愛とか不倫とか随分と生々しく書くけれども,どこまで

    それぞれの似たような人生 - 雑種路線でいこう
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/07/29
    ツボに入った。>|まあ誰も「既婚者の恋愛が人倫に悖るとは限らないじゃないですか」とか抗議するとも思えないが| 「複雑な心境」は共感する面あり。自らの痕跡。
  • http://www.jah.ne.jp/~viento/soutairoku.html

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