タグ

遠藤周作に関するushiwatatのブックマーク (3)

  • 配偶者の条件 - 内田樹の研究室

    金曜日。朝、記念賞授賞式。うちの黒田くんが賞をもらったので、お祝いに行く。 大野篤一郎名誉教授による「セネカの幸福論」という講演がある。 ひさしぶりの大野先生のお話を聴く。 どこから始まりどこに行くのかわからない哲学的知性の遊弋。 忘れられかけた「古き良き大学」の空気が大野先生の笑顔から感じられる。 基礎ゼミでは「友人と恋人はどう違うか?」というお題。 おもしろい主題である。 これについては私見があるので、それを述べる。 「友を選ばば書を読みて、六分の侠気、四分の熱」という詩章がある。 知性、気づかい、向上心というようなものが友人を選ぶときの条件であるよということである。 では、配偶者の条件は何か。 与謝野鉄幹のこの「人を恋ふる歌」は広く人口に膾炙した「をめとらば才たけて、みめうるわしく、情けある」で始まる(男性配偶者の条件については言及していないが、同列に論じてよい)。 はたしてこれは

    ushiwatat
    ushiwatat 2009/10/19
    誰も理解しないことと自分だけが理解することとは同じ(私的言語?)。こう考えると容姿の衰えは幸福かもしれない。/他の人が愛する人を幸福には出来ない?
  • 2008-01-21

    ギリシャ正教 (講談社学術文庫) 作者: 高橋保行出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/07/08メディア: 文庫 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見るギリシャ正教会の歴史、儀礼、思想について書かれたもの。著者は正教会の聖職者であり、ギリシャ正教の教えを伝道する立場にある。そのためか、「ギリシャ正教は優れており、カトリック・プロテスタントは劣っている」という歴史観・思想観が散見される。しかし、思想・宗教の優劣などというものはそう簡単には決められないものであり、その辺りは少し差し引いて読まなければならないだろう。 著者はギリシャ正教の説明をするためにドストエフスキーを何度か引用している。ドストエフスキーの生きた19世紀ロシアにおいては、伝統的な正教とローマ・カトリック・プロテスタントが混淆した状態にあった。これは18世紀ピョートル大帝がカトリック・プロテスタント

    2008-01-21
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/01/21
    ドストエフスキーのキリスト教解釈のあり方、宗教観が日本人の宗教観と近いところがあるのではないかという説。
  • 遠藤周作氏の受験産業屋批判 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    遠藤周作氏が『狐狸庵閑談』(PHP文庫)という著書の「受験産業屋を批判する」という章で、自分の小説の一部が入試に出題され、自分の解答と模範解答が違っていたとのエピソードを書いている。「文中の主人公の次の行為を、どのような心理で行なったか」という問で、四つの選択肢があり、遠藤周作氏は四つすべてに丸じるしをしたとのこと。深層心理まで含めて複雑に交錯しあった人間心理を「ひとつ」に決めさせる画一的な読み方に対して「抗議したい」と怒っている。 残念ながら何年度のどの大学の設問か不明なので検証できないのが残念だ。僕はこれは設問の作りにどこか問題があったのではないかという気がしている。(情報お持ちでしたら、どなたか教えて下さい。) この手のエピソードはよく耳にするが、意外と実際の出典はあまり見つからなかったりもするので、このの記述は貴重だ。僕は「過去問の著作権について様々な視点」というリンク中心のコン

    遠藤周作氏の受験産業屋批判 - 入試過去問と著作権を考えるblog
  • 1