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  • 妖精の語源まとめ、何故16・17世紀英国で妖精が大流行したのか? | Kousyoublog

    公開日: 2012/12/04 : 最終更新日:2014/02/06 カテゴリー:文化 タグ:UK, キリスト教, 中世, 思想, 欧州, 神話伝承, 科学, 言語, 近世 妖精fairyの語源は、定説となっているのはラテン語のfatum(運命)でこれが中世フランス語のfayに転じ、魔術に長けた女性を意味するようになった。このfayが十四世紀に英国に入り、「fayのかける魔法」を意味するfayerieが派生、その後fayerie がfairyになったとされている。Fairyという語の初出は1590年のエドマンド・スペンサー著「妖精の女王」で、フェアリー国の住民をFay、Fee、Fary、Fairy、Elf、Elfinと呼んだ。(井村「妖精学大全」P80)アイルランド、スコットランドではゲール語で「土塚、丘」を原意として「丘に住む人」という意味を持つ「シー」:Sidh、sith、sid、s

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  • 「永遠に差別を!」米国を分断した政治家ジョージ・ウォレスの生涯 | Kousyoublog

    segregation now, segregation tomorrow, segregation forever. (今日も人種隔離を!明日も人種隔離を!永久に人種隔離を!)1963年1月、アラバマ州知事に就任したばかりのジョージ・ウォレスはその就任演説でこう叫び、駆けつけた支持者たちから大歓声を浴びた。一見、人種差別主義者の典型のような人物に見えるが、アメリカでは彼の評価は真っ二つに分かれているという。一方は偏狭な人種差別主義者として、他方では二大政党制にこだわらず草の根の民意を反映することに尽くした人物として。■南北戦争アメリカ南部小史・南部と北部の対立1776年、北部十三州が大英帝国から独立して以降、数々の侵略戦争、買収、入植等によってアメリカ合衆国の領土は拡大の一途を辿り、1790年に393万人だった人口は1830年にはおよそ1286万人と急増し、それにともなって、北部、南部

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  • 「技術」の可能性と限界 | Kousyoublog

    欧州軍事技術史の名著として名高いバート・S・ホール「火器の誕生とヨーロッパの戦争」から 『技術は人間に関することではいつも複雑な役割を演じる。私たちは技術を、物質世界の姿形をきめ、以前は不可能だった人間の行動を可能にする――言いかえると、能力と力を与える――ものとみることになれている。私たちは、技術はまた、何ができるかに限界をおくということになかなか思い至らない。技術はこれ以上行動を組織することも企てることもできないといういわば天井を表すのである。だから完全な技術史は、新しい可能性を確立した変化だけでなく、完成した技術的「システム」あるいは集合体が、それを使う人々に否応なく課した制限をも記述しなければならない。 「制限というとき私は、ある時代の技術はもっと後世の技術ほど速くもなく、強力でなく、融通性も少ないかもしれないというわかりきった(そしてたいていは取るに足りない)事実を指しているの

  • ギリシア・ローマ神話屈指のエピソード「パエトーン」の伝説 | Kousyoublog

    ギリシア・ローマ神話の中でもひときわ印象的な物語にパエトーンの伝説がある。以下オウィディウス「変身物語(上)」(P46-70)より再構成。太陽神アポローンの子パエトーンは、常々、自身が太陽神の子であることを鼻にかけて吹聴し、それを苦々しく思った友人エパポスは「君は太陽神を当の父だと思い込んで威張り散らしている」となじった。悔しい思いをしたパエトーンは家に帰るや母クリュメネーに「自分が太陽神の子である証しを見せてほしい」と詰め寄り、母は太陽に誓ってパエトーンが太陽神の子であると宣言し、アポローンの宮殿への行き方を教えた。父アポローンと対面したパエトーンは太陽神の口から自身がアポローンの子であるとの言質を取るが、より確かな確証を得たいと申し出、アポローンは、パエトーンが望むものならば何でも与えるとの誓約を行うが、すぐに誓約が軽率であったことを痛感させられることになる。パエトーンは迷わず太陽神

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