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ブックマーク / leanstartupjapan.co.jp (6)

  • 3分でわかる「ビジネスモデル症候群」 | Lean Startup Japan LLC

    2010年に当ブログを開設して「リーンスタートアップ」を紹介し、その後5年間にわたり実際に数多くの起業家や企業における新規事業開発を支援してきましたが、新規事業や起業を成功させるにはとにかく良いビジネスモデルを(仮説検証をしながら)設計できることが条件だと盲目的に認識している状態とは、「ビジネスモデル症候群」という「思い込みの病」を患っている状態だと感じるようになりました。 理由はとても単純。私が携わってきた事業開発や起業シーンにおいて良いビジネスモデルの設計と実現を真摯に追い求めるひとほど、現実的には良い結果を得られていないという現実が数多く発生したからです。そしてそのような状態に陥らせるよう、私自身が実に多くの方をミスリードしてきてしまったのです。一般的には事業成功確率と正比例の関係にあると信じられているビジネスモデルの設計・構築が、どのように事業開発や起業に悪影響を及ぼすかについて、

  • 大企業の新規事業開発失敗!なにが悪いのかすら分からない・・・ | Lean Startup Japan LLC

    リーン・コンサルティングのご依頼を様々な企業様より頂戴するのですが、実は最も多い課題は、そもそも自分たちの新規事業開発プロセスのいったい何処が悪いのかが分からない!ということです。 「リーンスタートアップへの取組みで、何を改善しましょうか?」と問いかけても、そもそも原因分析も出来ていないので明確な回答が返ってくることはなく、結局、事業案の仮説検証を回すことでなんとか改善できないかと試みます。 またこうした原因分析が出来ていない場合に良くある間違いは、とにかく良い事業案の作成を目指すことだけに集中してしまうことです。エリック・リースの「リーンスタートアップ」の第三部「スピードアップ」の第9章では、そもそもの仕事のやり方を「バッチサイズ」と表現し、トヨタ生産方式を参考にした業務プロセスを導入すべきだと触れているのですが、原因分析が正しく出来ていないと、このような重要な部分の改善に取り組むことな

  • 新規事業開発とは「略奪」そのものである | Lean Startup Japan LLC

    2012年に自分の頭の整理を目的に作成した”Lean Diagram“とそのマニュアルが、昨年後半ぐらいからジワジワとDL数、販売数ともに継続していて、なんで今頃になって?という疑問から、自分でも久しぶりにマニュアルを読み返してみました。 自分で言うのも何ですが、3年前に作成したものとしてはなかなか的を得ているなーと思ったので(笑)、今回は”Lean Diagram”を開発したきっかけや、その概要をご紹介しようかと思います。様々あるキャンバスを新規事業開発に利用している方にはぜひ読んで頂きたいです! 2012年当時、様々なキャンバスを書きながらビジネスモデルを設計するという手法が少しずつ広がっていく中、アッシュ・マウリャやブラント・クーパーなどが提唱する「スタートアップが最初に目指すべきマイルストン」である「プロブレム・ソリューション:フィット(課題と解決策が一致している状態)」を、どうや

  • ぜんぜん「ストーミング」しないブレストを劇的に改善する! | Lean Startup Japan LLC

    仕事で多くのブレインストーミングに参加しますが、当にブレインがストーミングしたところを見ることは非常にレアです(笑) 「アイディアの否定はしない」「Yes, andでひとのアイディアに乗っかる」「適度な人数・時間」など最低限のルールは準拠しているのですが、出てくるアイディアは予想された範囲内で、ぜんぜん「発散」しきれません。こうした状況はきっとみなさんの職場でも起こっているのではないでしょうか。 ルールは守っているにも関わらず、まったく発散できない理由はなんでしょうか。 ファシリテーターが上手にアイスブレイクできないから? そもそも参加者のクリエイティビティが少ない? 原因は様々挙げられますが、実はほとんどのケースで起きているのは、主催者がどのようなアイディアを期待しているかが見抜かれていることが原因です。参加者はブレストのテーマから主催者の意図を察知して、なんとか良い答えを出してあげよ

  • 秒速でわかる顧客開発 | Lean Startup Japan LLC

    あなたが作ろうとしているお薬はとても強力なパワーを持っています それを飲めばたちまち元気になり、多くのひとを幸せにすることができます そう、それは分かってるんです でも問題は、ひとびとはその薬の必要性を理解していないことです 自分がそのお薬を必要としていることどころか、そのお薬の存在にまったく気づきません なんでかって? それは、自分が「病気」であることに気づいていないからです 自分のお薬を売りたければ、誰もが自覚できる「病気」を作って自覚させる必要があるのです 毎朝「なんとなく」だるいと思っているひとには 「睡眠障害」という病気を作って提供してあげて下さい マーケットは自分が病気であることに気づけば すぐに財布からお金を取り出して治療を始めます スタートアップの仕事はイケてる薬を作ることではありません 多くの人が「自分のことだ」と自覚できる病気を作り出すことです お薬の効能や成分表はもう

  • 私たちはどうして課題仮説インタビューを止めたのか | Lean Startup Japan LLC

    ある企業の新規事業におけるリーンスタートアップのコンサル事例をちょっとだけ紹介します。 テーマは「課題仮説インタビューからの脱却」です。 リーンスタートアップの実践を目指す多くの方が、キャンバスに描き出したターゲットユーザの抱える課題仮説をインタビューによって検証するという作業を行っているかと思います。 率直に伺いますが、そのインタビューはうまくいってますか? 実際のところ、多くの方が仮説検証のインタビューは難しいと感じているのが音ではないでしょうか。私のクライアントもまったく同じ状況でした。 課題仮説検証のインタビューによって効果的にフィードバックを得るには、多くのスキルセットが必要です。仮説設定(特にサイズと言語化)の適切さ、インタビューシナリオ、インタビュー先(ターゲットユーザ)の選定、インタビュー環境作り、インタビュー時のラポール、バイアスの回避などなど…。 これらがすべて上手く

    ushiwatat
    ushiwatat 2013/09/30
    |その質問とは、「さわって頂いたサービスについて以下の空欄を埋めてください」『これはa.    という課題をb.    という方法で解決するサービスです』だけです。|
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