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ブックマーク / mainichi.jp (667)

  • 気仙沼から八丈島まで9年9カ月 東日本大震災で流失の漁船、熱帯の海漂う? | 毎日新聞

    発見された小型漁船には多くのサンゴなどが付着していた=東京都八丈町大賀郷で2020年12月12日午前9時56分、菊池まり撮影 東日大震災の津波で漂流した小型漁船が9年9カ月の歳月を経て、東京・八丈島で見つかった。地元漁協が船の登録番号を確認し、宮城県気仙沼市の漁協支所所属の船と判明した。船内には大量のサンゴが付着しており、どのようなルートを漂流したのか関心を呼んでいる。 船は10日夕、同島の八重根漁港付近を漂っているのが見つかり、漁協がロープでえい航して港に陸揚げした。FRP(繊維強化プラスチック)製で、全長約5・5メートル。船の内側は鮮やかな彩りのサンゴ…

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    uxoru 2020/12/13
  • 横山アキラさん死去、88歳 音曲漫才 「お~ま~え~は~ア~ホ~か~」 | 毎日新聞

    音曲漫才の兄弟トリオ「横山ホットブラザーズ」のリーダー、横山アキラ(よこやま・あきら、名・彰)さんが9日、腎不全のため死去した。88歳だった。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会は未定。 アキラさん(ギター)、マコトさん(アコーディオン)、セツオさん(エレキギター)の3人組で、楽器を交えた掛け合い漫…

    横山アキラさん死去、88歳 音曲漫才 「お~ま~え~は~ア~ホ~か~」 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/12/12
  • 大阪急性期・総合医療センターでクラスターか 入院患者や医師ら13人感染 | 毎日新聞

    大阪府立病院機構が運営する「大阪急性期・総合医療センター」(大阪市住吉区)は9日夜、入院患者や主治医ら男女計13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。府やセンターはクラスター(感染者集団)が発生したとみて、濃厚接触者らのPCR検査(遺伝子検査)を進めている。 センターの敷地内では、府が15日から、…

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    uxoru 2020/12/10
  • 大阪の市立高21校を府に移管する条例案可決へ 土地の無償譲渡に議会で懸念 | 毎日新聞

    大阪市立高校の全21校(一部は中高一貫校)を2022年度に大阪府へ移管する条例案が9日、市議会で採決される。市は移管に伴い、1500億円超の価値を持つ土地や建物も府に無償譲渡する方針で、自民党は「土地建物は市民の財産。活用法を市も関与できる余地を残すべきだ」と無償貸与に切り替えるよう主張するが、大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決される見通しだ。政令市が公立高校を都道府県に移管すれば全国初になる。 市立高の移管は「大阪都構想」による市の廃止を見据え、維新が「運営の一元化で教育目標を統一できる」として公約に掲げた。都構想は住民投票で否決されたが、移管は議会の議決で実現できる。今後、府議会でも関連条例案が採決される。

    大阪の市立高21校を府に移管する条例案可決へ 土地の無償譲渡に議会で懸念 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/12/09
  • 「簡単には引きはがせない」「本来任務も」 看護官派遣に戸惑い隠せぬ自衛隊 新型コロナ | 毎日新聞

    臨時記者会見で北海道への看護官と准看護師の派遣について説明する岸信夫防衛相(中央)=防衛省で2020年12月8日午後5時半過ぎ、松浦吉剛撮影 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、看護師資格を持つ自衛隊の「看護官」らが北海道旭川市に派遣されることになった。8月の沖縄県への派遣に続く対応で、大阪府へも週内にも派遣もされる見通し。自衛隊内部からは「看護官の人数は潤沢ではない」と派遣先の拡大に懸念や戸惑いの声も上がっている。 8日の防衛省発表によると、派遣されるのは看護官と准看護師の隊員でつくる2班(各5人)の計10人。大規模クラスター(感染者集団)が発生し、医療崩壊が懸念される旭川市の病院と福祉施設で当面、2週間働く。 自衛隊には医師免許を持つ「医官」と、看護官がそれぞれ約1000人いるほか、准看護師の資格を持つ隊員がいる。日ごろは各地の自衛隊病院を中心に、駐屯地の医務室などでも勤務している。技

    「簡単には引きはがせない」「本来任務も」 看護官派遣に戸惑い隠せぬ自衛隊 新型コロナ | 毎日新聞
  • おかんのロボットじゃない 「拘置所楽しい」涙の法廷 25歳再起へ、ささやかな夢 | 毎日新聞

    女性の公判が開かれた大阪地裁が入る合同庁舎=大阪市北区で2020年11月27日午後2時22分、服部陽撮影 3歳だった弟を踏んで死なせたとして傷害致死罪に問われた知的障害の女性(25)は、事件当時、幼いきょうだい4人の世話を母親から押しつけられ、心身は限界まで追いつめられていた。「(私は)おかん(母)のロボットじゃない」――。拘置所で手紙にそうつづった女性の裁判で、関係者は何を語ったのか。事件は防げなかったのか。全2回の後編では法廷の様子を再現し、行政の対応や社会復帰へ向けた女性の歩みを追う。前編はこちら(https://mainichi.jp/articles/20201204/k00/00m/040/468000c) 2020年9月、大阪地裁434号法廷。裁判員6人、裁判官3人が見守る中、関係者が次々に証言台に立った。 「今でも息子が亡くなったとは思っていない。気持ちの整理がつかない」。

    おかんのロボットじゃない 「拘置所楽しい」涙の法廷 25歳再起へ、ささやかな夢 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/12/06
    つらい “拘置所での生活を問われると「100点。楽しい」「楽しいって言ったら怒られるかもしれないけれど、私からしたら、他の人としゃべることができる。縛られた生活じゃない。自由に行動できる。ご飯も3食ある」“
  • 「おかんのロボットじゃない」 過酷な家事 25歳は幼い弟を踏みつけ死なせた | 毎日新聞

    女性が拘置所で書いた手紙。幼いきょうだい4人の世話を母から押しつけられ、苦悩する様子がつづられている=2020年11月9日午後8時37分、服部陽撮影 「毎日手を合わせ、お供えをしたい。死ぬまで一生続ける」。9月、大阪地裁。3歳だった弟への傷害致死罪に問われた女性(25)は涙をこぼし、タオルをぎゅっと握りしめた。大好きだった弟をなぜ、死なせてしまったのか。拘置所で女性が書いた手紙には後悔とともに、幼いきょうだい4人の世話を母親から押しつけられた苦悩がつづられていた。「(私は)おかん(母)のロボットじゃないのに、おもちゃじゃないのに」――。事件の背景に何があったのか。女性の足跡をたどった。 大阪市の南東部にある平野区。住宅や町工場が混在する地域に、女性が暮らした3階建ての家はある。トラック運転手の父(47)と、中程度の知的障害がある母(43)の長女として生まれた。母に対する父のDV(家庭内暴力

    「おかんのロボットじゃない」 過酷な家事 25歳は幼い弟を踏みつけ死なせた | 毎日新聞
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    uxoru 2020/12/06
  • 餌代ありがとう ヒツジ200頭、感謝を込めて「うし」 千葉・マザー牧場 | 毎日新聞

    牧草地に浮かび上がったヒツジによる「うし」の文字=千葉県富津市のマザー牧場で202011月29日、浅見茂晴撮影 2021年のえと「丑(うし)」にちなみ、千葉県富津市の観光施設「マザー牧場」で、200頭のヒツジが人文字ならぬ「ヒツジ文字」でうしを表した。 新型コロナウイルスの影響で客足が落ちた同牧場が、動物の越冬のための餌代と管理費をまかなうため、10月19日に始めたクラウドファンディング(CF)での寄付が1…

    餌代ありがとう ヒツジ200頭、感謝を込めて「うし」 千葉・マザー牧場 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/12/05
    うし…
  • 厚労省助言委「助けられる命が助けられなくなる」 感染者急増、危機感あらわ | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの感染対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)は24日、感染が全国的に急増する中、「地域によってはすでに急速に感染拡大がみられ、このままの状況が続けば医療提供体制と公衆衛生体制に重大な影響を生じるおそれがある」と危機感をあらわにした。1人の感染者が2次感染させる平均人数を表す実効再生産数が、大阪、京都、兵庫で感染拡大を表す2を超えており、「通常の医療では助けられる命が助けら…

    厚労省助言委「助けられる命が助けられなくなる」 感染者急増、危機感あらわ | 毎日新聞
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    uxoru 2020/11/26
  • 大阪市北区、中央区で休業・時短要請へ 27日から15日間 50万円給付調整 | 毎日新聞

    大阪府の新型コロナウイルス対策部会議の冒頭で発言する吉村洋文知事(奥)=大阪市中央区の府庁で2020年11月24日午後5時13分、松光樹撮影 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府は24日の対策部会議で、西日有数の繁華街がある大阪市北区と中央区の全域について、酒類の提供や接待を伴う全ての飲店に営業時間の短縮や休業を呼びかけることを決めた。期間は27日から15日間で、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請になる。協力金は1店舗当たり最大50万円を給付する方向で府市が調整している。 要請区域は梅田や北新地など広範囲に繁華街が広がる北区と、飲店が集中するミナミを抱える中央区に限定した。対象はバーやカラオケ店を含む酒類提供の飲店と接待を伴う飲店が中心で、両区で計約2万5000店舗に上る。

    大阪市北区、中央区で休業・時短要請へ 27日から15日間 50万円給付調整 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/11/24
  • 捜査員に知らされた姉の犠牲 「まさか路上生活とは」「理不尽」渋谷傷害致死 - 毎日新聞

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    uxoru 2020/11/23
  • 経路不明急増、保健所パンク…「日本モデル」もう限界 「政府も危機感共有を」 | 毎日新聞

    「このままで放置すれば急速な感染拡大に至る可能性がある」。感染症対策を厚生労働省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード(AB)」(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は19日夜、こうした現状評価をまとめた。出席した専門家たちは会合後、報道陣に「感染をコントロール(制御)できない」と口々に訴えた。 大きな要因は、これまで感染拡大を何とか抑え、「日モデル」と世界的に評価されたクラスター(感染者集団)対策が限界に達していることだ。全国各地に張り巡らされた保健所を中心に、感染者を発見すれば行動履歴を確認して濃厚接触者や感染経路を調べる「積極的疫学調査」を実施。濃厚接触者に健康観察や外出自粛を求める。これで、感染が拡大するのを未然に防いできた。 しかし、感染者が爆発的に増えると、保健所の人員が足りなくなり、積極的疫学調査が行えず、ウイルスが市中にまん延する状態になりかねない。感染経路が追えず、

    経路不明急増、保健所パンク…「日本モデル」もう限界 「政府も危機感共有を」 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/11/21
  • 中央省庁20代キャリア87人が自己都合退職 6年前の4倍増 河野担当相が危機感 | 毎日新聞

    河野太郎国家公務員制度担当相は18日付の自身のブログで、中央省庁の幹部候補で「キャリア」と呼ばれる20代の国家公務員総合職87人が昨年度に自己都合退職したと明らかにし、「6年前より4倍以上に増えている」として危機感を示した。「国家公務員の働き方改革を進め、霞が関をホワイト化して、優秀な人材が来てくれるような努力をしっかりと続ける」などと強調した。 河野氏は自己都合退職した20代の総合職の人数は、2013年度21人▽14年度31人▽15年度34人▽16年度41人▽17年度38人▽18年度64人――と説明。内閣人事局のアンケート結果を引用して「30歳未満の国家公務員で『辞めたい』と考えている者が男性で15%、女性で10%に達している」と紹介。「もっと自己成長できる魅力的な仕事につきたい」「長時間労働で仕事と家庭の両立が難しい」などが辞めたい理…

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    uxoru 2020/11/20
  • GoToトラベルで「国民が完全に緩んでいる」 日医会長、自民党本部で | 毎日新聞

    医師会の中川俊男会長は19日、自民党部での会合で、政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業について「国が推進することで国民が完全に緩んでいる」との認識を示した。 同日朝に開かれた自民党の「新型コロナウイルス感染症対策部」(部長・下村博文政調会長)の会合で言及した。中川氏は18日の記者会見でも、GoToトラベルが新型コロナの…

    GoToトラベルで「国民が完全に緩んでいる」 日医会長、自民党本部で | 毎日新聞
  • 大学生の就職内定率69.8% 5年ぶり70%割れ、リーマン後に次ぐ下落幅 | 毎日新聞

    来春卒業予定で就職を希望する大学生の10月1日時点の内定率は前年同期比7・0ポイント減の69・8%で、リーマン・ショック後の2009年のマイナス7・4ポイントに次ぐ下落幅となったことが17日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。この時期としては5年ぶりに70%を下回り、新型コロナウイルスの影響…

    大学生の就職内定率69.8% 5年ぶり70%割れ、リーマン後に次ぐ下落幅 | 毎日新聞
  • マイナンバーカード、交付待ち500万人 せかす国、自治体はパンク状態 | 毎日新聞

    政府が普及を急ぐマイナンバーカードを巡り、カードの発行を申請したのに受け取れていない人が500万人超に膨れ上がっている。申請の急増に自治体の交付作業が追いつかないためだ。2023年3月末までに全国民による取得を目指す政府は、自治体に作業を急ぐよう発破をかけるが、現場は戸惑っている。 「申請してから受け取るまで3カ月くらいかかった」。11月中旬の平日、仕事の合間を縫って市役所を訪れた東京都三鷹市の男性会社員(43)はつぶやいた。 特別定額給付金に続き、1人あたり上限5000円分のポイントを受け取れるマイナポイント事業が始まり、申請が急増した。自治体によって手続きは異なるが、カードを受け取るには人確認のため一度は役所に出向かないといけない。同市は平日に来庁できない人のために月2回、土曜日に開庁して予約した人にカードを交付しているが、既に年内の土曜は全て予約で埋まっているという。 総務省による

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    uxoru 2020/11/17
  • 北海道・利尻島でクラスター 島民はGoTo批判「島にウイルス持ち込むな」 | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となる236人が確認された北海道内で12日、離島初のクラスター(感染者集団)が北部の利尻島で判明した。医療体制が不十分な島では感染拡大への不安が広まり、島民からは政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」への批判の声も聞かれた。 クラスターは利尻富士町の飲店で発生。町内の50代男性は「ウイルスは島の外から持ち込まれる。感染が収まってからならまだしも、こんな状況でGoToを続けるのは都会から島にウイルスを送り込むようなものだ。感染防止と言っておきながら矛盾している」と憤りをあらわにした。 同町商工会の担当者は「各店には消毒など感染対策をお願いしてきただけに残念。感染がどこまで広がるのか不安だ」と漏らした。利尻島の観光シーズンは夏。ハイシーズンは過ぎても島外からの観光客の姿もあり、不安を感じる島民もいるという。

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  • 大阪市長が「8総合区案」を提案へ 都構想否決受け 設置時期は明言せず | 毎日新聞

    大阪都構想」を巡る住民投票の否決を受け、大阪市の松井一郎市長(大阪維新の会代表)は11日、市を残したまま行政区の権限を強化する「総合区」の導入に向けた条例案を、2021年2月議会に提案する意向を明らかにした。維新は市の広域行政を府に一元化する条例案も2月議会に提出する方針。都構想に近い制度改革を立て続けに表明しており、新たな議論を呼びそうだ。 総合区は行政区の権限と財源を強化する制度で、議会の議決で導入できる。都構想が5年前の住民投票で否決後、公明党の提案を受け、市が八つの総合区に再編する素案を作成。当時の市長は吉村洋文大阪府知事だった。公明がその後、都構想への賛成に転じたため取り下げた経緯がある。

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    uxoru 2020/11/12
  • 「大阪府市の広域行政一元化」 知事ら条例案提出へ 都構想否決受け「対案」 | 毎日新聞

    定例の記者会見で質問に答える大阪府の吉村洋文知事=府庁で2020年11月6日午後2時5分、鶴見泰寿撮影 大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する「大阪都構想」の否決を受け、松井一郎市長(大阪維新の会代表)と大阪府の吉村洋文知事(維新代表代行)が、府市の広域行政の一元化を条例制定で目指す方針を打ち出した。都構想の対案との位置づけで、維新が訴える「二重行政の解消」を制度的に担保する意図がある。吉村知事は6日の記者会見で、都構想の制度案で市から府に移管するとした成長戦略など427事務を中心に対象を検討する考えを示した。 吉村知事は会見で「都構想は1ポイント差(の得票率)で否決された。約半数の賛成派の声を尊重することも大事だ」と強調した。

    「大阪府市の広域行政一元化」 知事ら条例案提出へ 都構想否決受け「対案」 | 毎日新聞
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    uxoru 2020/11/07
  • 群馬大院教授がコロナウイルスを人工合成に成功 感染再現や仕組み解明へ | 毎日新聞

    新型コロナウイルスを人工合成した群馬大大学院・神谷亘教授=前橋市内で2020年10月30日午後2時、庄司哲也撮影 群馬大大学院の神谷亘教授(ウイルス学)が、新型コロナウイルスの人工合成に成功した。これにより、ウイルスの感染の再現や、RNA(リボ核酸)の約3万の塩基の解明などに役立つという。 神谷教授は国立感染症研究所から入手したウイルスの遺伝子を細菌人工染色体(BAC)に組み込み、遺伝情報を細胞内で複製して人工的に新型コロナウイルスを作り出した。 新型コロナウイルスと、遺伝子の約8割が同じといわれる「重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルス」との比較では、免疫細胞の活性化に関係する「ORF3b」という遺伝子の長さに明確な違いがあることが分かっている。人工合成は、こうした個々の遺伝子の解明につながる。

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