ベルギー検察は23日、22日の一斉摘発で逮捕した男性を、13日のパリ連続襲撃に関与したとしてテロ関連罪で起訴したと発表した。パリ襲撃に関するベルギー当局による起訴はこれで4人目。一方でミシェル首相は、首都ブリュッセルで実施している最高レベルのテロ警戒を30日まで継続する方針を明らかにした。 ベルギー連邦警察によると、22日の摘発で逮捕した16人のうち男性1人を130人が犠牲になったパリ襲撃に関与したとして、「テロ組織の行動およびテロ攻撃に参加した」罪で起訴した。ほかの15人は不起訴で釈放したという。