シリア北西部の学校が空爆を受け、ユニセフ(国連児童基金)によると、子ども22人と教師6人が死亡した。ユニセフは「意図的であれば、戦争犯罪」として、シリア内戦で「学校に対する最もひどい攻撃」と非難する声明を出した。 空爆を受けたのはイドリブ県ハースにある小学、中学、高校が一体となった地元教育施設。朝日新聞のインターネット電話取材に応じた高校部のイヤード・イド校長によると、施設には小学生から高校生までの約2500人が通う。26日午前11時過ぎ、戦闘機が繰り返し飛来し、少なくとも8回、学校周辺を空爆、小学校部の児童らが直撃を受けた。負傷した児童らを手当てするために駆けつけた救急医療関係者も、再度の空爆で殺害されたという。在英の反体制派NGO「シリア人権監視団」は死者は少なくとも35人に上るとしている。 ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は「悲劇であり、非道な行為。この残虐な行為は、5年以上前に
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