IWJは、石原慎太郎氏によるヘリテージ財団での「尖閣購入発言」のお膳立てをし、日中関係の悪化と安倍政権誕生によるナショナリズムの高揚が「日米同盟の健全性維持のために死活的に重要な数項目の政策目標を達成する絶好の機会である」と記した「クリングナー論文」の全文を翻訳した。 こちらをお読みいただければ、今年1年、日本政府がいかに米国の指示通りに動いてきたか、そして日中間の対立が深まることが米国の「政治的目的を達成する絶好の機会」であるとして、笑いをかみ殺している様子が、手に取るようにお分かりいただけるかと思う。 ヘリテージ財団レポート (”BACKGROUNDER” 第2743号(2012年11月14日発行)) 「米国は日本の政治的変化を利用して同盟を深化させるべきである」 ブルース・クリングナー(ヘリテージ財団アジア研究所北東アジア上席研究員) 【レポート原文はこちら(英文)】 要約 時期は定