1975年東京都生まれ。99年武蔵大学人文学部卒業。2004年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。学習院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師などを経て13年より現職。博士(社会学)。専門は男性学。著書に『男が働かない、いいじゃないか!』、『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』など。 著書 結局日本は男が変わらないと何も変わらないってことか。 このゴールデンウィークもメディアは相変わらずの出国、帰国ラッシュに賑わう空港の様子や、50キロ大渋滞の高速道路といった定番のシーンを取り上げている。あたかも日本中がバケーションモードに入っているような感覚を受ける。ところが、あるアンケートでは今年のゴールデンウィークが10連休だったと答えた人は6%程度。3分の1はカレンダー通りに出勤していたそうだ。 かつては「24時間戦えますか」などとCMががなり立てていた時期もあった日本が、経済停滞期に
![男の生き方が変わらなければ日本は何も変わらない(田中俊之武蔵大学社会学部助教・社会学者) -マル激](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/220a262b11292611ef999e2ced0f2826e41e9829/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.videonews.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F05%2Fmarugeki_787_tanaka1.jpg)