前回はおもに武装組織イスラム国(IS)がどのようにドローンを運用しているかを解説したが、イラク軍や米軍主導の有志連合は軍用ドローンを対IS戦に投入し、偵察だけでなく攻撃にも使用している。イラク軍はアメリカ製、ロシア製のドローンを複数運用しているほか、クルディスタン地域のペシュメルガ部隊はイスラエルからもドローンを供与されている。実戦で活用されるドローンだが、攻撃型ドロ-ンはゲーム感覚で遠隔操作による殺人が出来るうえ、民間人への誤爆事件も起きており、アメリカでは運用方法の問題を指摘する声も出ている。一方、兵器開発企業にとっては「貴重な実戦データ」を集める場所ともなっており、ISとの戦争が、ドローン導入を検討する各国の軍隊へのプロモーションともなっている。【坂本卓】 【イスラム国(IS)ドローン】 ISがコバニ上空に小型偵察用ドローンを飛ばして撮影した映像。ISと戦うクルド組織・人民防衛隊(
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