ユーロ圏各国などから支援を受けて財政再建に取り組んでいるギリシャで、若者の失業率が初めて60%を超えたことが分かり、厳しい緊縮策が景気や雇用情勢に打撃を与える悪循環が続いています。 ギリシャ政府が14日に発表した最新の雇用統計によりますと、去年11月の失業率は全体で27%で、前の月よりも0.2ポイント悪化して過去最悪となりました。 なかでも15歳から24歳までの若者の失業率は61.7%と、初めて60%を上回り、10人に6人以上が仕事がないという深刻な事態になっています。 2009年に巨額の財政赤字が明るみに出て、財政危機に陥り、ヨーロッパの信用不安問題の発端ともなったギリシャは、ユーロ圏各国などから支援を受けて財政再建に取り組んでおり、国の財政状況には一定の改善も見られます。 しかし、去年10月から12月までの国内総生産の伸び率が、前の年の同じ時期に比べて6%のマイナスとなるなど、厳しい緊
phaさんの『ニートの歩き方』技術評論社(2012年)が話題になっていますが,読まれたという方も多いと思います。著者は1978年生まれということですから,私とほぼ同世代ということになります。 http://gihyo.jp/book/2012/978-4-7741-5224-0 この人は,「働かないで暮していきたい」という意向を持っておられるようですが,私も然り。とはいえ,30代半ばの働き盛りの男がこのようなことを口にしようものなら,「何たることか!」と大きな非難を被ることでしょう。私とて,親兄弟や親戚の前で,こうした腹の底の思いを打ち明ける度胸はありません。 「働かざる者食うべからず」。よく知られた言葉ですが,これがどれほど普遍的なものと受け取られているかは,社会によって異なるものと思います。phaさんや私のような30代半ばの男であっても,働かないでブラブラしている人間が結構いる社会が存
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