「CAPM」はこの項目へ転送されています。Certified Associate in Project Managementについては「プロジェクトマネジメント協会」をご覧ください。 資本資産価格モデル(しほんしさんかかくモデル、英: Capital Asset Pricing Model, CAPM、シーエーピーエム、キャップエム)とは、金融資産の期待収益率のクロスセクション構造を記述するモデル。1960年代にウィリアム・シャープ[1]、John Lintner(英語版)[2]、Jan Mossin(英語版)[3]により独立に発表された[注釈 1]。CAPMの下では金融資産の期待収益率の共変動[注釈 2]が市場ポートフォリオ(時価総額加重平均型株価指数)の期待収益率の変動で説明される。後述のようにCAPMに代替する資産価格モデルも多数登場しているが、金融経済学において最も基本的な資産価格