あるAnonymous Cowardのタレコミより。経営再建中のルネサスエレクトロニクスが山形県にある鶴岡工場の閉鎖を決定したが、これによる任天堂への影響がダイヤモンドオンラインの記事にてまとめられている。 任天堂のWii UではCPUとGPUが1つのモジュールにパッケージされたMCMが採用されているが、このチップを製造しているのが鶴岡工場だという。ピーク時には鶴岡工場の製造量の半分が任天堂むけだったそうだが、現在Wii Uはコンテンツ不足もあって販売で苦戦しており、鶴岡工場の稼働率も低下しているという。 MCMの製造には旧NECの先端技術が使われており、現状ではほかの工場での量産は難しいという。工場の閉鎖は2~3年先とのことで当面の影響はないようだが、将来的なWii Uの設計変更などの可能性についても記事では触れられている。