株式会社ミクシィは、2010年9月10日に主に mixi アプリなどの開発パートナーを対象としたカンファレンス「mixi meetup 2010 -Social Leaders Conference-」をザ・プリンスパークタワー東京で開催することを発表し、参加申し込みの受付を開始した。 カンファレンスでは、mixi のソーシャルグラフや各種機能を Web サイトや情報端末等で利用できる「mixi 新プラットフォーム(仮称)」の概要と今後の展開について詳細を発表する予定という。 また、当日は国内外の SAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)やインフラ事業者による講演だけでなく参加者全員で議論をしたり、テーマごとにその分野のスペシャリストを交えて討論を行うパネルディスカッションなどを実施するこのこと。 「日本のプラットフォームの現状と今後」 と題したパネルディスカッションでは G
「柳生武芸帳」などで戦後の剣豪小説ブームを作った作家、五味康祐(ごみやすすけ)(1921〜80)が、芥川賞受賞前の、岡本太郎らの前衛芸術運動「夜の会」との交流を基に書いた未発表小説が見つかった。 純文学時代の習作と見られ、謎の多い岡本らとのかかわりを裏付ける資料として注目されそうだ。 原稿用紙123枚分の「背信の人と歩いた」と題された未完小説で、芸術を論じる京都のサロンに集う男女の人間模様が描かれている。五味は1948年に一度上京。画家の岡本太郎や花田清輝、作家の野間宏、椎名麟三が東京で開いた前衛芸術研究会「夜の会」に、スポンサー側の会計係として出席しており、この会が主なモデルらしい。 小説中では、岡本太郎を思わせる「岡吾郎」という画家も登場。岡が「僕は、ピカソやマチスより偉いんだ」と語るなど、西洋コンプレックスの漂うサロンの中で、日本の伝統文化の中で育った五味の分身的人物の違和感が浮き彫
13日深夜に地球へ帰還する小惑星探査機「はやぶさ」が大気圏に突入するときに流れ星のように光る様子が、インターネットで生中継される。 宇宙航空研究開発機構によると、はやぶさの大気圏突入は日本時間13日午後10時50分ごろ。和歌山大学宇宙教育研究所は、はやぶさの試料カプセルが落下するオーストラリア南部のウーメラ近郊で、これを待ち受ける。超高感度カメラでとらえた映像を、ホームページ(http://www.wakayama-u.ac.jp/ifes/news/news20100613.html)で中継する計画だ。 すでに現地入りしている同大の尾久土(おきゅうど)正己教授によると、ここ数日、夜は一面の星空。尾久土さんは、「かなりまぶしい流れ星のように見えるはず」と期待する。 また宇宙機構は、13日午後0時45分から「宇宙教育テレビ」(http://www.yac-j.or.jp/tv/)で、はやぶさ
ソニーが、次世代薄型テレビの本命ともされていた「有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビ」の国内向け出荷を3月末で終了することが16日、分かった。 有機ELテレビの国内販売を行っているのはソニーだけで、今後、日本市場から有機ELテレビは姿を消すことになる。ただ、欧米など海外向けの出荷や研究開発は継続する。 ソニーは2007年12月、世界で初めて11型を国内で発売した。鮮明な画像や厚さ3ミリ・メートルの薄さで話題を呼んだが、価格は40型の液晶テレビ並みと割高感が強く、販売は伸び悩んでいた。ソニーは国内販売をやめる理由について、10年4月以降に有害サイトへの接続制限機能が義務づけられ、一段と採算が悪化するためなどと説明している。
ソニーは26日、柔軟性が高く、鉛筆などの細い棒に巻き取ることができる超薄型(0・08ミリ・メートル)の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)のディスプレーを開発したと発表した。 柔らかい有機材料を用いたことで、鉛筆に相当する直径8ミリ・メートルの太さのものに巻きつけることが可能になった。4・1型(縦約5センチ、横約9センチ)のディスプレーを巻き取った状態でもカラーの動画を映し出すことが可能で、1000回、巻き戻しを繰り返しても画質は劣化しないという。耐久性に優れていることから、携帯電話などで実用化を目指すほか、家庭用のスクリーンに使うことも検討している。
民主党は16日、夏の参院選から政党と候補者のホームページ(HP)やブログを選挙運動に利用できるよう、今国会で公職選挙法を改正する方針を固めた。 電子メールは中傷や「なりすまし」の可能性があるとして先送りする。与野党とも基本的に同調しており、インターネットを利用した選挙運動の解禁が今国会で実現する公算が大きい。 参院の与野党政策責任者らは16日、国会内で同改正案を巡って初めて意見交換し、与野党の協議機関を設ける方向で一致した。民主党は、総務省や選挙管理委員会などの準備期間を確保するため、会期延長しない場合の参院選公示日(6月24日)の1か月前となる5月24日までに、全会一致での法改正を実現させたい考えだ。 民主党は当初、HPやブログのほか、電子メールを使った選挙運動も解禁する考えだった。しかし、現在の選管などの体制では、メール送信者のなりすましや誹謗(ひぼう)・中傷などを監視できないとして、
大阪府と大阪市を再編する「大阪都構想」を唱える橋下徹知事は13日に放送された民放のテレビ番組で、2011年秋の大阪市長選について、「このまま平松邦夫市長と政治的に見解が合わなければ、(自ら出馬する)可能性はゼロではない」と述べ、構想を巡って激しく対立する平松市長らをけん制した。 番組は12日夕に収録。橋下知事は、自らが代表に就いて19日に発足させる地域政党「大阪維新の会」について、「今の大阪市議は死ぬまでやりたい人ばっかりだから、大阪市の解体は無理。1期で構わない、大阪を変えたいと思うような集団を作る」といい、平松市長との対立が続けば「維新の会で、大阪市長を取りにいかなければいけない」と、次期市長選に候補者を擁立する可能性にも言及した。 平松市長は「体制を変えればメリットにつながるというのは目くらましだ」などと批判している。
「現代の戯作者」として観客に愛され、時代に流されない社会風刺で日本と日本人を見つめてきた井上ひさしさんが亡くなった。 肺がんと闘いながら新作戯曲を執筆するなど、創作に全力を尽くした人生。巨星の死を悼む声が全国から寄せられている。 11日午前、都内で記者会見した三女でこまつ座社長の井上麻矢さん(42)によると、井上さんは昨年11月から4度に及ぶ抗がん剤治療を受けていた。その後も入退院を繰り返したが、自宅では、5月の「ムサシ」ロンドン公演を心待ちにし、沖縄戦をテーマにした新作「木の上の軍隊」の今夏上演に向け、プロット(筋立て)作りに取りかかっていた。 このほか井上さんは、広島の被爆者を描いた「父と暮せば」の続編として「長崎の被爆者のことを書きたいと以前から話していた。“母と暮せば”的なものだと思う」と麻矢さんは残念そうに語った。 先月中旬に再入院。9日朝、自宅に戻ったが、同日夕に体調が急変。妻
ソフトバンクがビクターエンタテインメントに出資して音楽事業に参入するのは、インターネットの配信ビジネスが急拡大する中、魅力的なコンテンツ(情報の内容)を充実させる狙いがある。 豊富な楽曲を手に入れ、NTTやKDDIなどライバルの通信会社との競争を優位に進める考えだ。(三宅隆政、山本貴徳) ソフトバンクは通信回線を敷設し、通信料で収益を得るビジネスモデルから、魅力的なサービスやコンテンツを配信して収益を得るモデルに重点を移しつつある。米アップルやグーグルと似た路線で、音楽事業への出資はその一環と位置付けられる。 ソフトバンクの携帯電話機には、インターネット大手ヤフーの携帯サイトにつながる専用ボタンがあり、自社の携帯電話利用者をヤフーに誘導している。そのヤフーは、楽曲を紹介したりする音楽サイトや、映像配信サービスを展開している。自前で優れたコンテンツを持つことが、他の通信大手との差別化を進め、
パチンコやゲームなどにのめり込む現象を「依存学」として究明しようと、西村周三・京都大副学長(医療経済学)らが4月下旬にも、「依存学推進協議会」を設立する。 「何かに“はまる”ことは、人間を成長させ、社会を豊かにする活力源」。そんな視点で、適度に熱中することのプラス面を見直すとともに、熱中と、依存状態に陥ることの境界線を科学的に解き明かし、依存症治療に役立てる狙いだ。 何かにはまることは、気分転換や脳の活性化に役立ち、芸術の創造や科学上の大発見にもつながってきた。しかし、行き過ぎは生活に支障を及ぼすことも。 例えば、パチンコや競馬などは、最初の「暇つぶし」「ストレス解消」が、いずれは「現実逃避」まで至るとされる。携帯電話やゲームも含め、こうした特定の行為におぼれる「プロセス依存」は、医学的に研究されてきたアルコールやニコチンなどの「物質依存」と異なり、ほとんど研究されてこなかったという。 協
携帯電話端末を、通信契約した携帯電話会社経由でしか使えないようにしているSIMロックについて、NTTドコモなど携帯大手4社と端末メーカーの業界団体が2日、原則解除で合意した。 利用者は携帯端末を自由に選べるようになり、日本の携帯電話市場は大きな転機を迎えることになった。 ◆急転直下◆ SIMロックの取り扱いについて、総務省が2日実施した意見聴取では、ドコモが「利用者の自由に任せるべきだ」と解除に応じる考えを示し、イー・モバイルも「利用者に選択肢を提供できるので賛成」と同調した。これに対し、「技術的な課題があり、慎重に検討すべきだ」(KDDI)、「端末価格が高騰しかねない」(ソフトバンクモバイル)などの懸念も示された。 しかし、最大手のドコモが解除に前向きな姿勢を示したことに加え、原口総務相が意見聴取前、「日本の孤島化を招いてはいけない」と述べ、SIMロック解除に強い意欲を示していたことから
富士通が日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)向けに開発し、1日から稼働する新型スーパーコンピューターが、性能測定の結果、現時点で日本一の計算速度を達成したことが分かった。 1秒間に186兆回の計算が可能で、世界でも19位に入るという。 従来の国内1位は、1秒当たり122兆回計算ができる海洋研究開発機構の「地球シミュレータ」で、世界31位だった。 富士通が約60億円で受注していた新型スパコンは、実際の実験が難しい原子力分野での模擬実験に利用する。特に、究極のエネルギーとされる「核融合発電」実用化への貢献が期待されている。 スパコン事業を巡っては、昨年5月にNECと日立製作所が世界最速を目指す次世代スパコン開発から撤退し、政府の事業仕分けでも予算削減が求められた。
日本で開発された無人宇宙船「HTV」に搭載した技術が、米国で開発中の新しい無人宇宙船に採用されることが決まった。 技術を開発した三菱電機が22日、発表した。 日本の技術が米国の宇宙船の根幹部分に採用されたのは初めて。人工衛星などの宇宙関連市場で、日本の技術が国際競争力を増している証左と言え、国際市場への売り込みに拍車がかかりそうだ。 採用されたのは、国際宇宙ステーション(ISS)に安全に近づくための通信装置「近傍接近システム」。HTVが先月中旬、ISSとのドッキングに成功し、その技術が高く評価された。 発注したのは、米航空宇宙局(NASA)の無人宇宙船「シグナス」を開発している民間企業オービタルサイエンス社(米バージニア州)。三菱電機は来年から2014年にかけ、シグナス9機分にあたる装置を約60億円で同社に納入する。 この装置はISSと無人宇宙船との間で、互いの速度や距離などの情報を自動的
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