結婚式(披露宴)でのスピーチ(挨拶)を依頼されたときは、来賓としての立場をわきまえることが大切です。来賓のスピーチに期待されるのは、新郎・新婦を引き立て、結婚式(披露宴)の雰囲気を盛り上げることです。スピーチを依頼されるのは、上司や恩師、友人・同僚など、新郎・新婦をよく知っている人にかぎられます。 自分がどのような内容の挨拶を求められているのか、よく考えて期待にこたえられるように務めましょう。具体的には、上司なら仕事ぶりを、恩師なら学生時代の印象を、友人や同僚ならふだんの人柄を、エピソードを交えて紹介するとよいでしょう。スピーチを依頼されたら、原稿を作って何度も練習しましょう。録音などをして、発音のしかたや間の取り方などをチェックしたり、ビデオに撮って姿勢や表情を研究すれば、自信をもって本番に臨むことができます。 ただし、人前でのスピーチが初めてなどの場合には、原稿を読みながらの挨拶は恥ず