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  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔寄稿〕医療従事者・医学生に薦めたい10冊(加我君孝,山本保博)】 (第2438号 2001年5月28日)

    ■加我君孝氏(東京大学教授・耳鼻咽喉科学) 中国の文学者として著名な林語堂は,「読書のアート」という随筆で,「絶対に読まなくてはならないというものはないが,人生のある時期は,ぜひ読んでおかなければならないがある。読書結婚のようなもので運命によって決まる。誰もが読んでおくべきに聖書があるが,読むのに適当な年齢がある」という。医学生は社会的な人格を確立する過程の青年前期にあり,この時期に読んでおくのにふさわしい古典がたくさんある。時期が異なると読後感は多いに違ったものになるだろう。筆者の科の病棟は成人から老人の耳や頭頚部癌の患者さんが多い。古典を読む人からミステリーや漫画を楽しむ人までさまざまである。「患者さんは教養豊かであるが,医学生は教養がまだ不足である」と学生にしばしば言っている。 (1)J.M.Gイタール「アヴェロンの野生児」(福村出版):1779年,フランスで野生児が発見され

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔寄稿〕医療従事者・医学生に薦めたい10冊(加我君孝,山本保博)】 (第2438号 2001年5月28日)
    w2allen
    w2allen 2010/11/03
    第四間氷期。引用:学生の時は,卒業試験不合格で留年し,2度目の卒業試験も駄目だったのだが,「医者になるつもりではない」と答えたので卒業になった,という逸話がある。
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