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ブックマーク / shibunraku.blogspot.com (2)

  • 18歳の安部公房

    自分自身の人生を生きるために、自分の言葉を持て。そして、歳とともに、過激になれ。世界を変形させる為に。Have your own words to live your unique life! And be radical as you are getting older in order to transform the world! 1942年12月に、18歳の安部公房は、「問題下降に依る肯定の批判ー是こそは大いなる蟻の巣を輝らす光である―」というエッセイを書いている。全集で5ページと少しの分量。 このエッセイは、一言でいうと、人間としての個人の判断の根拠を問うものだ。その問いを問題といっている。問題下降とは、その解答を現実の今ここに見つける努力のことをいっている。当時の友人のひとり、中の肇宛ての1943年10月26日付の書簡では、「概念より生への没落」と表現している。この友人宛てのそ

  • 安部公房の詩を読む1

    自分自身の人生を生きるために、自分の言葉を持て。そして、歳とともに、過激になれ。世界を変形させる為に。Have your own words to live your unique life! And be radical as you are getting older in order to transform the world! 前回までに読み解いた18歳から20歳にかけての、安部公房のいわば詩と詩人に関する理論篇をもとにして、作品を読もうと考えた。しかし、これがなかなかむつかしいことだった。もし理論篇の実践版として、詩作品を読んだとして、この詩のここは、理論篇のこのことをいっているのだと、そう読みそう書いたとして、それが一体なんであろうかと、そう思ったのである。それでは、理論篇の3つのエッセイを読めばよいことで、しかし、それでは、他方、安部公房の詩を読んだことにはならないだろう。

    w2allen
    w2allen 2010/05/02
    引用:前回までに読み解いた18歳から20歳にかけての、安部公房のいわば詩と詩人に関する理論篇をもとにして、作品を読もうと考えた。しかし、これがなかなかむつかしいことだった。
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