気がつくのが遅れてしまったが、というか@sancya_ai氏がtweetするまでまったく盲点になっていたのだが、中央公論社が公式ブログで標記の対談を13日付けで公開していた。下のリンク先のブログのほうで4ページにわたる長さの対談だが、その核心部分のところを引用する。 次は私がコンピュータと対局します! - 中央公論.jp 梅田 すると、会長の強さが今、全プロ棋士のランキングでどのくらいのところに位置するかはわかりませんが、少なくと もトッププロよりは弱いと。その米長邦雄を倒せないようでは、まだまだトッププロに挑戦する資格はない。これは「とにかく早く羽生とコンピュータを戦わせ ろ」と主張する人を黙らせるだけの説得力があるのではないでしょうか。 行きがかり上、対局料は中央公論が出す。その流れで、竜王戦のスポンサーである読売新聞も巻き込んでしまえばいいですね。 米長 よしわかった! 次は私がやり
週刊将棋6月3日号の、「第19回世界コンピュータ将棋選手権で何が起こったのか?」の伊藤毅志氏の分析解説記事が面白かった。特に筆者の目を引いたのは、文殊の部分。 「合議アルゴリズム」という全く新しい並列化の並列化の手法を搭載したプログラムである。 ここでいう「合議」とは、複数の違う嗜好ルーティンのプログラムに局面を与え、それぞれが出した候補手の中から最適の手を選ぶことと定義する。研究では、まずは5五将棋という狭い将棋盤のプログラムを使って、単に単純多数決を取ってみる手法でその効果を調べてみた。すると予想以上に効果があることがわかり、この考え方を普通の将棋に応用して実験を行ってみることにした。その結果、合議をしないときに比べて、合議をしたときのほうが6割弱の勝率をあげることがわかってきた。 この記事を読んで筆者がすぐに思いついたのは未来予測手法のひとつであるデルファイ法である。デルファイ法とは
上記を見てわかるように、日本将棋連盟の英語パンフレットで、歩を Pawn, 飛を Rook, 角を Bishop というように、チェスの用語を借用する形で表している。 Tony Hosking 氏の The Art of Shogi(1996) では、駒の名称は、やはりチェスの用語を拝借した形の駒の英語名称が使われているが、盤面の升目を表すのには、アラビア数字を筋にも段にも用いるようになっている。(日本で普通の方式は、アラビア数字が筋を、漢数字が段を表している)。この方式は、羽生名人の日本語原稿を高橋和女流三段が英訳したのを元にして Tony Hosking 氏が出版した Habu's Words (2000) に受け継がれている。 「将棋世界」誌の2003年4月号(だったと思う)で、高橋九段が「ずばり提言 将棋に、日本語に誇りを」で以下のような問題提起をしている。 英語に親しむようになっ
プロ棋戦のネット中継でよく使われる、Kifu for Java と Kifu for Flash だが、先手後手のどちらが玉をもつかの指定ができるようになったようだ。 棋譜再現・中継アプレット Kifu for Java 【V2.26からV2.30の改良点】 投了等の表示を変更 残り時間が少なくなったら、色を変える 終局時の特殊処理 自動更新ありで、アプレット起動時に棋譜を読み込んだとき、終局していたら、開始局面を表示し、自動更新もなしにする。 盤・駒台の無地の色を変更 玉指定を可能に 棋譜再現・中継Flash アプリケーション Kifu for Flash 【V1.05からV1.06の改良点】 玉の指定を変更 持ち駒が完全に表示されない場合があったバグの修正。 最近のネット中継は、Kifu for Flash が主で、Kifu for Java も併用する形で行なわれていることが多くなっ
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