AXパソコン 読み方: エーエックスパソコン 別名: AX 【英】 AX PC , architecture extended PC AXパソコンとは、日本で登場したパソコンの仕様の一種で、PC/AT互換機に日本語処理機能をハードウェア面で追加した仕様のことである。 AXパソコンの仕様は、NECのPC-9800シリーズが全盛期であった1987年に、AX協議会によって策定された。AX協議会に参加するハードウェアメーカーであった、三菱電機、ソニー、日立製作所、シャープなどが、それぞれAXパソコンの開発を行った。 しかしながら、1990年にはソフトウェア的に日本語処理を可能としたDOS/V機が登場した。これによって、特別なハードウェアを用意しなくてもPC/AT互換機による日本語表示が実現した。AX協議会とAXパソコンは、ここで日本語処理の問題に関する役目を終えた。