米国カリフォルニア州サン・ディエゴにて7月27日から31日の間に開催された世界最大級のコンピュータグラフィックス関連学会「SIGGRAPH 2003」のSoftimage/AVIDブースにてプレイステーション2用ソフト「鬼武者3」開発スタッフによる特別プレゼンテーションが行なわれた。 その際、幸運にも、カプコン第二開発カンパニー、「鬼武者3」プロデューサーである竹内潤氏とテクニカルマネージャを務める瀧崇海氏にお話が伺えたので、このときの取材をもとに「鬼武者3」のグラフィックスの見どころの紹介、そしてそのビジュアル・テクノロジーの解説を行なっていきたいと思う。 あらかじめ、お断りしておくと、「鬼武者3」は現在も開発中であり、発売は2004年3月となる見込みで、まだ完成までの道のりは長い。しかし、SIGGRAPH会期中のプレゼンで示された開発途上バージョンのビジュアルを見た限りでは、「鬼武者」