セキュリティコンサルティング会社のHASHコンサルティングが、ソフトバンク携帯電話のブラウザ機能の脆弱性について発表している(『Yahoo!ケータイの一部端末に「かんたんログイン」なりすましを許す問題』)。 この脆弱性は「DNS Rebinding」と呼ばれる手法を用いるもので、認証に「かんたんログイン」を使用しているサイトがターゲットとなる。攻撃の仕組みは上記のサイトなどを参照していただきたいが、TTLを短く設定したDNSを用い、悪意のあるWebサイトのドメインに対応するIPアドレスを短期的に攻撃対象のWebサイトのものに書き換えることで、ドメインが異なるWebサイトの情報をAjaxで取得するというもの。これにより、ターゲットのサイト上で閲覧に認証が必要な情報を盗み取ることができる。 一般的なWebブラウザではセッション管理をCookieで行っているため、悪意のあるWebサイトのドメイン