海に流出「150ミリリットル」=汚染水12トン漏れ、東電試算−福島第1 海に流出「150ミリリットル」=汚染水12トン漏れ、東電試算−福島第1 東京電力福島第1原発の汚染水処理システムで5日未明、配管から推定12トンの水が漏れた問題で、東電は6日、海への流出は150ミリリットル程度にとどまるとの試算を発表した。 東電によると、6日午前に1〜4号機の南放水口付近の海水を採取し、検査した結果、ベータ線を出す放射性物質の濃度が検出限界値(1ミリリットル当たり0.018ベクレル)未満だった。 5日午後の検査でも、検出限界値をわずかに上回る0.024ベクレルで、松本純一原子力・立地本部長代理は「トン単位で出たら、もっと濃度は高いはず」と主張。汚染水のうち海に流出したのは150ミリリットル程度とした。(2012/04/06-21:13)