総務省はウェブメールサービス Yahoo!メールにおいて、受信したメールに他人のメールのヘッダ情報が表示される不具合があったとして、ヤフーに対し行政指導を行った(総務省の報道資料)。 昨年 10月31日から今年 2月21日の約4ヶ月間、受信メールの約 57,000通に「送信日時、送信元メールアドレス、宛先メールアドレス、件名、経路情報」など他人のメールのヘッダ情報が併記されていた事が原因で、これらが追加表示される事があったというもの。原因は「メールサーバーのソフトウェアの不具合」だそうだが、「テストで不具合を確認しながら、連絡ミスでそのまま全てのサーバーにインストール」してしまったとの事。 ヤフー側では 3月18日にこの問題を告知。3月24日になって総務省に報告を行い、それに対する指導が今回行われた訳だが……動きがちょっと遅すぎる印象は拭えないよなぁ。
2003年5月13日,電話局から各家庭まで引かれた加入者回線を使う場合の「スペクトル管理標準」問題に一応の決着がついた。2002年12月から10回にわたり総務省の情報通信審議会管轄下で開催されたDSL作業班の議論を踏まえた報告書「DSLスペクトル管理の基本的要件(案)」が公開されたのだ。情報通信審議会ではこの報告書に対する意見(パブリック・コメント)を6月2日まで募集し,それを踏まえて答申を出す。 この問題はIT Proでもニュースで紹介してきたし,筆者も過去2回にわたって「記者の眼」で書いてきた(2002年7月22日の「過熱するADSLの高速化競争,もっと冷静になって見てみよう」,2002年11月20日の「なぜ長距離DSLサービスが登場しないのか?」)。その問題が一応の決着を見たという。そこで,今回は総括という意味で記事をまとめてみたいと考えた。 しかし,報告書を読んでみても具体的なイメ
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