BBC記事、PC Pro記事等の報道によると、PayPalは「危険なブラウザ」をブロックする方針を打ち出したそうだ。その中にはSafariも含まれるという。これは、フィッシング対策のため、フィッシングサイトをブロックできなかったり、EV SSL証明書に対応していないブラウザを締め出すというPayPalの方針を受けての記事であり、Safariが未だEV SSL証明書に対応していないことが背景にある。 PayPalのフィッシング対策の全体からすると、危険なブラウザのブロックはフィッシング対策のごく一部分である。その全容については、PayPal情報セキュリティのチーフMichael Barrettの書いたブログエントリからリンクされたホワイトペーパー(PDF)に詳細な記述がある。こちらは興味深い文書なので一読してみてはどうだろうか。